先日購入して記事にしたUSBワンセグチューナーDS-DT305でテレビ番組を予約録画する場合、パソコンが起動している必要があるため、自動で終了・起動などができるソフトを探して見つけたタイマーソフト「ねむねむ」を試してみた。
単発用の「ねむねむ」+スケジュール機能付きの「ねむねむスケジューラー」
今回「ねむねむ」を使っての用途は、「PCをスリープ・休止→自動で復帰→DS-DT305でワンセグ予約録画→自動でスリープ・休止」させるのが目的。単発仕様の「ねむねむ」に、スケジュール機能を持った「ねむねむスケジューラー」が同梱されている。ダウンロードしたzipファイルを解凍して「nemnem.exe」と「nemnemScheduler.exe」からそれぞれ起動可能。
「ねむねむ v3.00」
- 指定した時刻にPCを終了/復帰
- 終了直前に サウンド再生/スクリーンショット等の機能が利用可能
- 復帰後に サウンド再生/アプリ起動 等の機能が利用可能
- CPU使用率による終了が可能(指定秒数間の平均値)
- 中断/終了をパスワードでロック
- 対応OS:Windows XP/Vista/7
- 作者さんHP:ねむねむ 概要
「ねむねむスケジューラー v1.00」
- 指定した時刻にPCを終了/復帰
- 毎日繰り返したり、曜日ごとの設定が可能
- 終了直前に サウンド再生/メール通知/スクリーンショット等の機能が利用可能
- 復帰後に サウンド再生/メール通知/アプリ起動 等の機能が利用可能
- 中断/終了をパスワードでロック
- 対応OS:Windows XP/Vista/7
- 作者さんHP:ねむねむスケジューラー 概要
- ダウンロード:ねむねむの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
- 作者さんのHP:Rm204
まずはWindows側の下準備
コントロールパネル→システムとセキュリティ→電源オプションの詳細設定
- 復帰時のパスワードを必要とする:「いいえ」
- ハイブリッドスリープを許可する:「オフ」
- スリープ解除タイマーの許可:「有効」
この辺の設定を先にしておかないと、スリープや休止からの復帰時にパスワードの入力画面で止められて自動起動できなかったり、スリープからの復帰にソフト側の設定が反映されず出来なかったりした。セキュリティソフトを入れている場合は「ねむねむ」の関連ファイルも除外設定したほうがいいかもしれない。
シンプル仕様の単発用「ねむねむ」
終了フラグの種類は「時刻・CPU使用率・今すぐ終了」。終了オプションは「シャットダウン・再起動・ログオフ・休止状態・スリープ」。復帰機能はスリープと休止からのみ可能で、シャットダウンからの自動復帰は出来ない。
メニューボタンから詳細設定を起動して色々と出来そう。今回は使っていないのでわからない。
お好みの設定が終わって開始ボタンを押すとデスクトップに選択したモードでタイマーが表示される。
タスクバーにもアイコンが表示される。(これはスケジューラーの方のアイコン)右クリックでメニューを出して、中断や終了させることも可能。
スケジュール設定可能な「ねむねむスケジューラー」 スリープ・休止からの復帰・起動を使う
起動するとモード選択が表示される。とりあえず日時指定を選択。
使い方は大体「ねむねむ」と同じ。「時間」「動作」を選んで「追加」を押すとリストに加わる。スケジュール設定が終わったら「開始」を押せばOK!
今回は先日記事にした「CHUSEI PVR録画中にディスプレイ・モニターの電源を切る・省電力状態にするフリーソフト」を録画中に使うので「メニュー」の詳細設定から「省エネしようよ 2.0.4」を自動起動できるように設定する。
注意点として「ねむねむスケジューラー」はスケジュール間隔を10分以上開けないと設定できない事。さらに、スリープ・休止のスケジュール設定をした後でないと復帰のスケジュールを設定できない。
スケジュール設定が終わったら、メニュー→詳細設定→アプリのタブを選択。
- アプリを自動起動させたいスケジュールの部分をクリックして反転させる。
- 起動させたいアプリを選択&復帰何秒後に起動させるか入力(指定しない場合は復帰と同時に起動)
- 「セット」を押すと復帰後に起動するアプリのリストに追加される。
- 一通り設定が終わったらOKを押して最初のスケジューラー画面に戻り「開始」を押して完了。
※途中までの設定を仮保存するような機能はないので、スケジュールを設定後は確実に「開始」ボタンを押さないと、全部消えるので注意が必要。
自動スリープor休止→自動復帰→自動スリープor休止 に成功
スリープさせて復帰させて再度スリープさせて…という一連の動作を自動で行いテレビの録画もできた!セキュリティソフトに一度弾かれたけど、除外・許可設定をしてアプリの自動起動にも成功した。
今後は面白そうなテレビ番組を見つけたらワンセグ録画して、ながら視聴を楽しめるかもしれないなあ。作者さんありがとうございます。