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【レビュー】静音&Unifying対応のワイヤレスキーボード『ロジクール K295』

4.5
4.5

ロジクールのワイヤレスキーボード『K295』を購入・使用してみてのレビュー・感想・紹介記事です。

PC用にキーボードが必要になったので、「ワイヤレス」で「静音」のキーボードを探してロジクールの『K295』を購入しました。

有線はコードが邪魔で使い方を制約してしまうのでワイヤレス必須。タイピングのカチャカチャ音は苦手なので静音重視。

なるべく安いのがいいけど、すぐ壊れるちゃちな物は駄目。キーボードとしての基本的なキーの打ちやすさ・使いやすさも大事。

といった具合の要求・条件あれこれを満たしてくれるバランスの良いキーボードだったので、レビュー&紹介です!

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基本情報

Logicool(ロジクール)『K295』は、「カチャカチャ鳴らない静音キー仕様」&「Unifyingレシーバー対応」のワイヤレスキーボード。

大まかな特徴は以下。

  • 静音仕様のキー(SilentTouchテクノロジー)
  • Unifyingレシーバー対応&付属
  • テンキー付きのフルサイズキーボード
  • 108キー日本語レイアウト
  • 電源は単4乾電池×2
  • 耐水設計(本体裏に排水用の穴が開いている。防水ではない)
  • 角度調整機能(8度の折りたたみスタンド付き)
  • 価格は約3000円(2023年8月時点)
型番K295GP(グラファイト)
K295OW(オフホワイト)
本体サイズ高さ18mm、幅441mm、奥行き149mm
重量498g(電池を含めて)
キー配列日本語108キー
キースイッチメンブレン式
キーピッチ19mm
キーストローク3.2mm
インターフェイスUSB
接続方式2.4GHzワイヤレス(Unifying-USB)
動作範囲10メートル
電源単4乾電池×2
電池持ち24ヶ月
※使い方や電池により異なる
対応OSWindows10、11以降
ChromeOS
カラーオフホワイト、グラファイト
同梱物単4乾電池×2
Unifying USBレシーバー×1
保証書、保証規定
保証2年間無償保証
メーカー直売価格
(ロジクールオンラインストア)
3,300円(税込・送料込)
(2023年8月確認時)
発売日2020年10月

2023年5月にYahoo!ショッピングの「ロジクール公式ストア」で『K295GP』を購入時の価格は「3,000円(税込・送料込)」だった。

Amazonのキーボード売れ筋ランキングでも1位になっているロングセラーの売れ筋商品ぽいです(2023年8月時点)。

最安系ではないですが、手頃な中価格帯でワイヤレス・静音・Unifyingと三拍子揃っているのが特徴でしょうか。

配送・梱包

梱包のダンボール箱
上蓋を開けたダンボール箱。緩衝材の紙が入っている

注文から2日で到着。運送業者は佐川急便。

開封して緩衝材を取り出したダンボール箱

梱包のダンボール箱は、商品外箱のサイズからすると結構大きめのものだった。K295の外箱には特に傷や凹みなども無く、問題なかった。

包装・パッケージ

外箱の表面(上蓋)
外箱の裏面

パッケージは、シンプルな紙箱。開封は、シールで2箇所が留められているだけなので簡単だった。

箱の蓋の右下あたりにシリアルナンバーが書かれたシールが付いている。

蓋を開けた状態
箱から取り出した状態

蓋を開けた状態の箱の手前中央部にUnifyingレシーバーが差し込まれている。

保証書や説明書は本体の下に入れられていた。

Unifyingレシーバー
本体と付属品一式(本体の中に単4電池×2も付属している)

本体の他に同梱されている付属品は、「Unifyingレシーバー×1、保証書×1、保証の規定書×1、簡易な取扱説明書×1、単4電池×2」。

本体・外観

表側

キーボード本体
本体含めたキーの高さ(約2.5cmといったところ)

本体は、スペースキーを中心とした手前部分が数mm膨らんでいるデザイン。スペースキーの縦幅は19mmくらい。

質感は全体的にマットでサラサラな感触のプラスチック。『K295GP(グラファイト)』の色合いは黒に近いダークグレーな感じ。

キーピッチは1.9mm、キーストロークは3.2mm。本体設置面からキーまでの高さは、手前のキーで約2.5cm。

本体右上の電源ボタンとCapsLockインジケーター(ONだと緑色に光る)
本体中央上部のショートカットキー

電源ボタンは、本体右上にあるON・OFFスイッチ。CapsLockがONの時に緑色に光るライトも同じところに搭載されている。

ショートカットキーは本体中央上部に8つ。左側から「再生・一時停止、ミュート、音量下げる、音量上げる、ホーム(ウェブブラウザ)、メール、スリープ、電卓」。

ショートカットキーの設定は、右側の4つのみ公式ソフトウェア『SetPoint』で割当を変更・カスタマイズできる。

全体的な作りはしっかりしているようでした。

変だったり雑なところは、後述するショートカットキーの軋みを除いて特にありませんでした(気付きませんでした)。

裏側

本体裏側
スタンドを立てた状態の裏側

本体裏側には「電池ボックス、仕様などの印刷、シリアルナンバーのシール、ゴム足、スタンド、排水穴、レシーバー収納スロット」がある。

裏側9箇所には穴が空いていて、表側にこぼした液体を排水できるようになっている。これが耐水設計ということらしい。

公式サイト情報によると「最大60mlの液体(水)量での試験条件による」とのこと。防水ではないし、水に浸けたりするのはもちろんNGなので注意。

スタンドの足の部分にもゴムが付いている
スタンドを立てた設置した状態

ゴム足は裏面6箇所に配置されていて安定性はバッチリ。スタンドの足部分にもゴムが付いているので滑ることはなかった。

スタンドの使い方は、引き出して立てるだけ。微調整はできない。スタンドを立てた状態での傾斜は8度になる。

電池ボックス(絶縁シールを引っ張るだけですぐに使い始められるようになっている)
ちょっと太めの単4充電池もすっぽり余裕を持って入った。

電池ボックスは裏側中央上部にある。

Unifyingレシーバーを収納できるスロットは、液体をこぼしたときが心配なので利用していません。

スロットの位置的に直接液体がかかる心配はなさそうですが、後始末で裏返して拭く時なんかはちょっと危なそうでした。

Unifyingレシーバー

ノートPCのUSBポートに接続した付属のUnifyingレシーバー

Unifyingは、レシーバー1つで最大6台の対応デバイスと接続が可能。距離は最大10mとされている。

マウスやキーボードの入力・操作時の遅延は、体感できるレベルではほとんどない。スリープからの復帰時も、もたつくことなく素早く反応してくれる。

付属のUnifyingレシーバーのサイズは、おおよそ「長さ19mm、幅14mm、高さ6mm」。USBポートに挿し込むと約8mmくらい突き出た状態になる。

モバイル利用するノートPCに接続する際に少しでも出っ張りを小さくしたいなら、長さが若干短くコンパクトな単品のUnifyingレシーバーも選択肢になると思われる。

単品の型番『RC24-UFPC』のサイズは、「長さ14mm、幅15mm、高さ6mm」。付属品より5mmくらい短い模様。参考記事によると出っ張りは半分の約4mmになるのだそう。

Unifying対応のマウス『M235r』『M590』を愛用してきましたが、無線接続の安定性や反応速度でのトラブルは一度もありませんでした。ストレスフリーで快適です👍

使用感

タイピング音

キーをタイピングした際に発生する音(打鍵音)は、確かに静かだった。

タイピング音は「スコスコ」「ポコポコ」に近い感じの音で、「カタカタ」や「カチャカチャ」のような耳障りな音の成分が控えめ。

音はするけど、静かで、耳障りではない、といった印象。

静かで快適🤩👍

キーボードのカタカタ・カチャカチャ音は集中力が削がれるので静音に限りますな!

タイピング感

タイピングの感覚やキーの打鍵感は、まあまあ良い感じだった。

ノートPCのパンタグラフ式に慣れていたので、使い始めは違和感があった。キーの中心を押さないとやや押し下げにくい事、ストロークがやや深い事、タイピング時の反発が控えめな事など。違和感は、1~2日使っていると特に気にならなくなった。

キーストロークは3.2mm、反発は控えめだがそれなりに手応えのある打鍵感。キーピッチは19mm、標準的な距離で癖がない。

総合的なタイピング感は、癖がなくて使いやすい”まあまあ良い感じ”という印象。

使いやすかったです。際立つ特徴や強い癖はない感じでした。

タイピング感は好みによるところが大きいので個人差があると思いますが🤔

ペアリング

付属のUnifyingレシーバーは、予めK295とペアリング設定されている。初回利用時は、USBポートにレシーバーを挿入して、K295の電源をONにするだけでいい。

ペアリングするデバイスを追加・削除・更新する場合は、ロジクールの公式ソフト『SetPoint』や『Unifyingソフトウェア』で設定できる。

ショートカットキーの割当変更カスタマイズなどにも使えるので、K295を使うならSetPointはとりあえずインストールしておいても良いかと思います。

ペアリング時の認識でも特にトラブルはありませんでした。

接続の安定性と遅延

無線接続の安定性と遅延について。

PC(レシーバー)の目前(数十センチ程度)にK295を設置して使う分には、無線接続の安定性は良くて途切れることはないし、遅延も体感できるレベルでは感じられない。

3~4mくらい離れた位置で使用する際も、同様に安定していて遅延は感じられなかった。

WindowsOSのスリープ復帰時も素早く反応してくれるので、待ち時間がなくて使いやすい。

Unifying対応のマウスを数年来使っていますが、同様に安定して使えています。Bluetooth接続よりかは安定性に優れている印象です。

距離が遠い、遮蔽物が多い、電波環境が悪いなどの場合は接続が不安定になることもあるのでしょうか?

その他

  • 耐久性については、使用期間が約2ヶ月半なので保留(保証の2年持てば上々)。
  • 電池持ち評価も使用期間的に保留。
    容量750mAhのニッケル水素充電池『東芝 IMPULSE』で、2ヶ月半、毎日2時間以上使っても電池切れは起きなかった(SetPointによると電池残量「十分」状態)。
    2年持つとは思わないが、充電池で3ヶ月くらい持ってくれるなら充分。
  • 各ショートカットキーは端っこあたりを押すと少し軋む。キーの中心部をしっかり押せば軋まない。
  • キー配置は標準的なので特に戸惑うことはなかった。

まとめ

4.5
  • タイピング音が静か
  • 癖のない標準的なキー配置・ピッチ・ストローク
  • Unifying対応のワイヤレス
  • 安くはないが手頃な価格
  • ショートカットキーの端を押すと若干軋む
  • 高くはないが安くもないそれなりの価格

『K295』良かったです。満足度の高い買い物でした😊

「癖が少なく使いやすい基本のキーボード機能」「静音」「ワイヤレス」「Unifying対応&レシーバー付属」「カスタマイズ可能な8つのショートカットキー」「2年保証」。

特別に高くもなければ安くもないですが、これだけの機能がまとまっているならコスパは十分です。

「ワイヤレス」で「静音」のフルサイズキーボードを探しているなら『K295』は選択肢になると思います。おすすめ!

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