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家電・デジもの

【レビュー】安くてコンパクトな平形電気あんか『広電 VWH602H-P/B』

4.0
4.0

広電の平形電気あんか『VWH602H』を購入・使用してみてのレビュー・感想・紹介記事です。

1000円ちょいの低価格、省エネ(1時間あたりの電気代0.1円)、シンプル機能が特徴の平形電気あんかです。

布団に入ったときの足先の冷えが年々辛くなってたので、寒さ対策に初めて電気あんかを購入してみました。

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基本情報

『広電 VWH602H』は、比較的小さい平形の電気あんか。

主な特徴は以下。

  • 小さめの平形
    (約)幅23cm、奥行き16cm、厚さ5cm
  • 電源はコンセント
    コードの長さは約2m
  • 3段階のダイヤル式温度調節機能
    弱(約30℃)、中(約45℃)、強(約60℃)の3段階
  • 消費電力が比較的小さい
    強(約5.5Wh=約0.18円/h)、中(約3.2Wh=約0.10円/h)、弱(約0.5Wh=約0.02円/h)
    ※2023年9月時点の電気料金目安単価(31円/kWh)による
  • 最低限の機能と包装
    ON/OFFスイッチがない(コンセントの抜き差しで制御)、包装は袋1枚と簡素
  • 実勢価格は1000円~1500円くらい
    ※2023年12月確認時の価格
型式VWH602H-P(ピンク)
VWH602H-B(ブラウン)
サイズ約D16×W23×H5cm
組成表面材質:ポリエステル100%
消費電力60W
表面温度強:約60℃ 中:約45℃ 弱:約30℃
消費電力量(1時間あたり)強:約5.5Wh 中:約3.2Wh 弱:約0.5Wh
保証期間購入日から1年間
正常な使用で故障した場合に無料修理

2023年10月にヨドバシ・ドット・コムで『VWH602H-P』を購入時の価格は、「1100円(送料・税込)」だった。

小さくて安いシンプルな機能の電気あんかですね。

他のメーカーからも同等の品が販売されています。

梱包・包装

開封した梱包のダンボール箱
ダンボール箱の中の購入品いろいろ

配送は、予定日時通りに問題なく完了。

梱包は、いつものヨドバシ品質でしっかりしていた👍

包装状態のVWH602H-P
包装状態のVWH602H-P

『VWH602H-P』の包装は、薄手の透明袋1枚。簡素!

本当に最小限の包装って感じでした。

本体・付属品

説明書と本体
本体表側

本体サイズは「(約)幅23cm、奥行き16cm、厚さ5cm」。形は板状で平ら。角は丸みを帯びている。

付属品は、取扱説明書、使用時の注意書きリーフレット、コードを束ねるためのバンド。

本体表側
本体表側

本体表面の質感は、全面を覆っているポリエステル生地で柔らかい。その内部にはしっかり固い構造があるため、折り曲げたりはできない感じ。

本体表側に温度調節用のダイヤルが付いている。

本体裏側
本体裏側のラベル

本体裏面のラベルに諸々の製品情報や警告が表示されている。

本体裏面にはそれ以外特にない

コード
コードのプロテクター部

コードは四隅の一角から出ていて、プロテクターに保護されている。

コードの長さは約2m。使い方やコンセントの位置によっては延長コードが必要になるかも。

使い方

温度調節ダイヤル

基本的な使い方は、「プラグをコンセントに挿して、電気あんか本体をふとんに入れる」だけ。

電源のオン・オフは、プラグの抜き挿しによって制御する。専用のオン・オフスイッチは無い。

温度設定は、ダイヤルを「強↔中↔弱」と回転させることで調節可能。取扱説明書によれば、「強」設定は使用前の事前予熱用で、使用時は「中or弱」が正しい使い方とのこと。

使用時は、あんか本体を身体から離して設置する。

温度調節ダイヤル。強と弱の間。

温度調節ダイヤルは、ノッチ感(カチカチと回転位置が留まる感じ)が弱く、軽い接触でも動きやすいのが気になった。「強中弱」が印字された部分でカチッと留まる感じでもない。

また、温度調節ダイヤルの設定の境目が視覚的に見分けられないのも若干気になった。「強」と「中」の間くらいの位置でダイヤルが留まっている時、「強」なのか「中」なのかわからない(本来そういう状態は好ましくないのだろうが)。

注意書きのリーフレット

温度「中」で使用している際、ダイヤルが何らかの接触により左側(強側)に動き、いつの間にか温度「強」になっているときがあった。あんか本体を包んでいるものや布団との摩擦だったり、寝返りで体に当たるなどすると設定が意図せず変わってしまうことがあるかもしれない。

電気あんかに限らないが、暖房器具は使い方によっては低温やけどの可能性もあるので注意しておきたい。

使用感

約2ヶ月使ってみた時点での感想。

温かさについて

枕カバーに入れた本体

あんか本体は、コンセントに挿すと1~2分くらいでほんのりと温かくなる。

温度設定は、布団の中で足元に設置してつけっぱなしで使う場合、「中」がちょうど良かった。「弱」だと全然温かさを感じなかった。

温かく感じる範囲・空間は、布団の中に入れた場合だと本体周囲の10~20cmくらいだろうか。温度設定「中」、薄手の枕カバーで包み、あんか本体を布団の中に入れ、靴下を履いた状態の場合。

布団に入る5~10分くらい前にコンセントに挿して布団の中に入れておけば、本体を設置した周囲が「人肌程度に温かくなる」感じ。

「温かい」と感じないだけで、実際は温度が上がっている可能性もありそうです。正確には計測していないので不明!

至福のぬくぬく

布団に入った直後に足先の狭い範囲だけでも温かいのが、思った以上の至福だった😍

当サイト管理人は、デスクに長時間向かっていることが多いため、冬は足元が冷えがち。特に足先の冷えが辛いので、布団に入った時に足先のあたりが温かいのは気持ちいい!

座っている時間が長いと血行が悪くなるのか、どうしても足が冷えます。

布団に入っても足だけ冷たくて眠れないってこともあったので、結構快適になりました。

耐久性

約2ヶ月、1日1回8時間前後使用した時点では特に不具合なし。良好に動作している模様。

就寝時に布団の中の足先あたりに配置しておいた電気あんかは、目が覚めるとベッドの片隅・端っこに追いやられていることが多かった。

使い方によっては、寝返りや無意識のキックで割りとダメージを受けやすいのかもしれない。眠ってるときのことだから、つけっぱなしで使う場合は対策が難しそう。

取扱説明書に「上記症状がなくても(※各種不具合のこと)、お買い上げ後4~5年程度経ちましたら、安全のため点検をご依頼ください」とある。このあたりが安全に使える期間の目安になるかも。

一番ダメージを受けやすいのはコードやプロテクター部分でしょうから、無理に引っ張るような状況にならないように、コードの長さに余裕をもたせることができる位置で使ったほうが長持ちしそうです。

使い始めに”新品の機械のニオイ”が少ししましたが、説明書に書かれているように、2回目以降は特に気にならなくなりました。

納豆の発酵温度管理

「ダンボール箱+電気あんか+タオル・古着」の自作納豆発行器
大豆をセットした発酵器。VWH602H-Pで一度に600gくらいの納豆を作っている

自家製納豆を作る際の発酵温度管理に使えて便利だった。温度設定「中」でちょうどいい具合に発酵してくれるようだった。

市販の納豆を種菌にして、蒸し大豆から納豆を大量に作り出せるようになったので重宝している。

納豆作りにも使っているので、暖かい季節でも活躍してくれそうです。

まとめ

4.0

『VWH602H』、良かったです。

安価で、コンパクトで、快適で、電気代も安い!1000円でこれなら、もっと早く買っておけばよかったと思いました。

惜しいところは、温度調節ダイヤルの動きや表示でしょうか。もう少しカチッとしっかり留まるような作りだったら良かったと思います。

本体サイズが小さいこともあって、大きいものや電気毛布に比べると温かくなる範囲は狭いと思いますが、部分的に布団の中を温めておくには実用充分でした。

布団に入っても足が寒い!という人に良いかもしれません。

コイズミとか山善からも似たような(というかほぼ同じ仕様)のコンパクトな電気あんかが発売されています。

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