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雑記

シルバー人材センターに植木の剪定を依頼した際の備忘録「依頼→見積もり→作業→料金支払い」まで

当サイト管理人がシルバー人材センターに植木の剪定を依頼した際の「依頼→見積もり→作業→料金支払い」までをまとめた体験談・備忘録です。

当サイト管理人は、自宅庭の植木をシルバー人材センターに依頼して剪定してもらっています。

高さが2~3mくらいになる植木を技術も道具も不足している素人が刈り込んだり枝切りするのは大変だし難しいからです。「道具の購入や維持が必要」&「体力を使うし安全にも配慮が必要」&「切った枝葉の処分が面倒なうえに有料」などなど。

しかし、プロの剪定業者に依頼すると高額になりやすいです。そこで、料金が安いシルバー人材センターでの剪定を利用しています。

ということで、シルバー人材センターで自宅の植木の剪定を依頼した際の流れをまとめてみました!

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シルバー人材センターの剪定とは?

シルバー人材センター(センター)とは、高年齢者が働くことを通じて生きがいを得ると共に、 地域社会の活性化に貢献する組織です。
センターは、原則として市(区)町村単位に置かれており、基本的に都道府県知事の指定を受けた社団法人で、 それぞれが独立した運営をしています。

出典:全国シルバー人材センター事業協会

シルバー人材センターの仕事は、「生きがいを得るための就業」を目的としていて私的利益を追求していません。

利用者の立場で見ると「料金が安い」というのが特徴の一つとなっています。

ただし、作業にあたるのは原則60歳以上の高齢者となるため、「4m以上の高木の剪定はできない」など、危険だったり難易度の高いことはできない制限もあります。

  • 一般の剪定業者に頼むより料金が安い
  • 間接的な社会貢献になる
  • 難易度が高い作業はできないなど一部制限がある
  • 混み合っている場合は数ヶ月待ちになることもある
  • 特定の人(特定のシルバー会員)を指定はできない
  • 見栄え/仕上がりは現役プロに及ばないところがあるかもしれない

シルバー人材センターについての総合的な情報は下記公式ページを参照。

利用全体の流れ

全体の流れ
  • 1
    各市区町村のセンターに依頼
    電話・FAX・メール・インターネットなど
  • 2
    作業内容の確認・料金の見積り
    担当者と現地で依頼内容を詰めます
  • 3
    作業の実施
    作業してもらいます
  • 4
    支払い
    請求書が届くので振込みます

大体こんな感じの流れです。
※以下記事の表現において、毎回「シルバー人材センター」はちょっと長いので、一部「センター」と略しています。

依頼方法

仕事を依頼できるのは、作業現場の地域を担当する各市区町村のシルバー人材センターになります。

センターが設置されていない地域によっては、近隣のセンターで対応してくれる場合もあるらしいので要確認です。

依頼方法は、各市区町村のセンターによって微妙に違いがあるようですが、「電話・FAX・インターメール・ネット」などで申し込めます。

『全国シルバー人材センター事業協会』の検索リンク
全国シルバー人材センター事業協会

各センターのウェブサイトはオリジナルらしく、規格も存在しないため作りがまちまちです(ウェブサイト自体がないセンターもある)。
受け付けている仕事や料金に関する情報、依頼用フォームの有無など、結構差があります。
ざっとチェックしてみたところ、人口(会員)の多い市区のサイトは内容が充実している印象です。

『シルバーしごとネット』について

【追記:2022年10月】
全国のシルバー人材センターにウェブ経由で依頼できるサイト『シルバーしごとネット』が閉鎖されていました。2020年までは存在していたと思います。
幾分作りの古いサイトでしたが、依頼用のフォームが設置されていて便利でした。
各センター毎に対応やホームページの作りが違うので、私は『シルバーしごとネット』を利用しました。

『シルバーしごとネット』を通じて仕事を申し込むと、センターから電話が掛かってきて、基本的な依頼内容の確認や対応可能な作業範囲、注意事項などについて説明がありました。

入力フォームには仕事を依頼する期間を指定できるのですが、待ち期間が長くて入力した日付を超えていても、センターの職員の方が「混んでいて最短でも◯◯月くらいになるんですけども」と、柔軟に対応してくれました。

剪定の場合、入力フォームの期間は、余裕を持って2ヶ月くらいに設定しておいて、「できれば早く」みたいな事を詳細部分に書いておけばいいでしょう。

おおまかに確認ができたら、見積もり作業を担当するシルバー会員からの電話を待つことになります(見積もり作業の予約待ちがない状況では、翌日に連絡がきました)。

電話やメールよりも、ウェブサイトでのフォーム形式が一番使いやすいので『シルバーしごとネット』が閉鎖されたのは残念です。
提示が必要な情報を入力項目等から把握して依頼内容をじっくり考えられますし、送信する曜日や時間帯も選びませんからね。

電話での依頼

2022年に剪定を依頼した際は電話を使ってみました。『シルバーしごとネット』が閉鎖していて、私が住んでいるところのセンターのウェブサイトには依頼フォームがなかったためです。

剪定を依頼したい旨を伝えると、過去に利用したことがあるかを聞かれました。ある旨を伝えると電話番号を聞かれたので答えると、氏名・住所等が確認されました。過去の利用情報が保管・登録されているようです。

センターに初めて依頼する場合は、住所・氏名・電話番号・剪定の場所や対象など諸々の情報を確認されると思います。

あとは、見積もりと剪定を実施できるおおよその時期と、見積もりを担当するシルバー会員からの電話連絡がある旨が伝えられます。

細かい部分での対応は各センターによって違いがあると思います。
見積もりの連絡はリアルタイムではないメールの方が便利ですが、私が住んでいるところのセンターでは電話連絡対応のみでした。
2022年に依頼した際は、剪定依頼が混み合っていて、見積もりが1~2ヶ月先、実施は3ヶ月待ちでした。

見積りについて

見積もりは、剪定を担当するシルバー会員の方から電話で連絡が来ました(連絡方法はセンターや見積もりを実施する担当者によって違うかもしれません)。

担当者からの連絡が来たら、日時を調整して、現地に見積りに来てもらいます。見積りの際に、「作業内容・予定日時・その他希望」についてしっかり伝えましょう。

また、「作業人数と作業時間」「どういうことまで出来るのか」「雨天時の対応」「駐車スペースの必要性(枝葉処分用の運搬トラック・出張に自家用車を使用)」も、センターと担当者によって違うと思われるので確認しておくといいかもしれません。

見積りは、「あの木と、そこの生垣と…」みたいに作業対象や内容を指定していって大体5分くらいで完了でした。

見積りは無料です。
2018年、2020年、2022年に1回ずつ計3回利用しました。
剪定は人気があるらしく、時期や地域にもよるでしょうが、うちの場合の予約待ちは大体1~3ヶ月くらいでした。
見積もりや実施日の予定を組む必要があるため、早め早めに依頼するのが良いと思います。

料金はどのくらい?

見積りで出される金額は、「出張・作業・切った枝葉の処分費用・税金」なども含めた全部込み込みの料金になっていました。

うちでは、

  • 高めの木:高さ3m前後の梅などが計4本
  • 生垣:高さ1m~1.5mくらいのカナメなどが計6~8mくらい
  • 植込:高さ2m以下で4箇所程度
  • 剪定方法:高さを揃えて伸びてるやつを適当に小さく(ほぼおまかせ)

で、2018年は「24,120円」でした。大体同じ作業内容で2020年に頼んだ時は「26,900円」でした(税金や枝葉の処分費用が上がったことを見積もりの時に伝えられました)。

2022年は、枯れてしまった梅の木(高さ2~3mくらい)を一本根本から伐採してもらったこともあって、「28,000円」でした。

うちの庭の植木の規模だと、おおよそ「2万6千円前後」になるようでした。

請負契約書

料金はケースバイケースなので一概に「◯◯◯はいくら」などと言えないようです。枝や葉の量、植わっている場所に依る難易度差、剪定方法の指定など、色々な要素があるらしいです。

センターによっては目安となる料金を掲載しているところもありますが、はっきりとした金額は見積りしてみないとやはり分からないようです。

ただ、利益を追求しないシルバー人材センターの仕事なため、基本的にはプロの剪定業者に頼むよりは安くなると思われます。

プロの業者に依頼するのに比べると安く済むようです。

重くてかさばる切った枝葉をトラックで廃棄場まで運んで処分してもらえるのも助かります。

剪定作業の実施について

剪定作業には5人(後からトラックが来たので6人かも?)の方が来てくれて、作業時間は2~3時間といったところでした。

  • 作業時間:2~3時間
  • 作業時間帯:午前9時~12時くらい
  • 作業人数:5~6人
  • 車両:2トントラック1台、作業員の自家用車3台
  1. 現地到着
    • 当時に事前の電話連絡もあり
  2. 剪定作業開始
    • 依頼者は特にすることなし
  3. 後片付け
    • 切った枝葉がトラックに集められる
    • 道路側に落ちた枝葉も片付けてくれる
    • 剪定作業とあわせて計2~3時間くらい
  4. 作業結果の確認
    •  依頼者は作業の内容(植木の状態など)を確認
    • 問題なければ書類にハンコ押して完了

私が住んでいる地域のセンターの剪定は、5~6人のチームを組んで仕事しているのだそうです(センター毎に体制は違うと思われる)。

作業を実施する時は、基本的に依頼者の在宅・立会が必要なようでした。作業が終わったら内容を確認して書類に押印するからです。印鑑を用意しておきましょう。

剪定の規模によっては、電動のバリカン(生垣用)やブロワー(葉っぱを集めるための送風機)も使うので、ある程度は騒音が発生すると考えておいていいと思います。

作業をしてもらっている間は、おまかせなので依頼者側は特に何もすることはありませんでした。

作業日当日の1時間くらい前にも、担当の方から電話があって「もうすぐ伺います」と連絡があり、終始丁寧でした。

相談すれば依頼者や家人がいなくても実施してもらえるかもしれません。確認してみるといいでしょう。

剪定技術について

剪定の技術や精度については、正直よく分からないのですが、素人目で見て明らかに変なところはありませんでした。「普通にきれいに整っている」くらいの印象です。

当サイト管理人は植木の事はよくわからないうえに、あまり興味もなく、見た目にこだわりもないため、仕上がりについての評価はかなりアバウトです😅

2018年と2020年に2022年に1回ずつ同じ方(チーム)に担当してもらって、結果的には要望通り(高さを揃える・小さく刈り込むなど)に作業をしてもらえたので満足です。

うちを担当してくれた方は、少なくとも一人は元植木屋さんでした。このあたりもケースバイケースなので、どの程度専門的な知識・技術をもった方が、どのくらいの割合で担当になるかは、時の運になると思われます。

シルバー会員の雰囲気

作業に来てくれたシルバー会員の方は、概ね60代後半~70代(?)くらいの男性でした。

剪定という体力を使う仕事なこともあってか、来てくれた方はみなさん若々しくしっかりしている印象でした。運動不足の私より健康そうな感じ🤣

やりとりは終始丁寧で、特に不満はありませんでした。

敷地外に落ちた葉も綺麗に掃除してくれて、全体的に丁寧な仕事だと思いました。
作業後の確認の際も、「気になるところがあったらおっしゃってください」と丁寧で、自分は少し恐縮してしまいました(;´∀`)

料金の支払いについて

シルバー人材センターからの請求書封筒

支払いのための請求書は、依頼した仕事の作業が完了してから1週間くらいで郵送されてきました。支払いの期限は、請求書の到着から約2週間でした。

支払い方法は、各センター毎に少し違う場合もあるようですが、基本的には「銀行、郵便局、農協」を使ってセンターの口座に振り込む形式となります(手数料は自己負担・コンビニ支払いができるところもあるみたい)。

2020年7月時点だと「クレジットカード・電子マネー・QRコード決済」などは使えませんでした。

うちの担当センターでは郵便局用の振込用紙が請求書に付いてました。私は銀行振込で支払いました。
支払い方法が増えてくれると利用しやすくなるかもしれませんね。

まとめ

自分で依頼して利用した範囲では、特にトラブルもなく順調に「依頼、見積り、作業実施、料金支払い」を行うことができました。

シルバー人材センターを利用した植木の剪定は、特別大きな木とかでもない限りはしっかり仕事をこなしてくれるようでした。剪定料金をなるべく安く抑えたい場合には、有力な選択肢になると思います。

特別に愛着のある木や難易度の高い「4m以上の高い木」だけプロの剪定業者に依頼して、それ以外はシルバー人材センターに依頼するという風に使い分けるのもいいでしょう。

剪定業者(無料見積もり、全国対応)

全国対応の利用しやすい剪定業者もあるので、とりあえず見積りだけ無料でしてもらって、料金やサービス内容を比較するのも賢いと思います。

うちの場合は、担当してくれたシルバー会員の方が優秀なようでしたし、感じの良い方達だったので、またシルバー人材センターで剪定してもらう予定です。

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