最上型の航空巡洋艦「鈴谷改二」のおすすめ/変わり種の装備構成を色々考えてまとめてみました。
「鈴谷改二」は航巡としての基本性能が高く、補強増設スロットに積める一部副砲によって面白い装備の組み方もできるので楽しいです!
鈴谷改二の装備特性について
まずは、一般的に「重巡」には積めず「航巡」には積める装備類や、主砲フィット補正、そして補強増設スロットに特別に積める「8cm高角砲」系などを確認。
姉妹艦の「熊野改二」も「鈴谷改二」と同じ特性を持っているので、以下に記述していく装備構成をほぼそのまま使用することができます。
航巡に積める特殊な装備
- 水上爆撃機
- 水上戦闘機
- カ号観測機
- ドラム缶(輸送用)
- WG42
- 熟練艦載機整備
- 夜間作戦航空要員+熟練甲板員
主砲フィット補正
記事投稿時点(2019年3月)では、「SKC34(プリン砲)」と「203mm(パスタ砲)」には夜戦命中補正がないぽいです。
ただ、2号砲に2017年10月のアプデから補正が追加されたなどの経緯もあるので、そのうち追加されるかもしれませんね。
「20.3cm」&「15.5cm」の補正を合わせれば夜戦命中+15%くらいになるんでしょうかね( ^ω^)
補強増設スロに「8cm高角砲」系
鈴谷改二は、補強増設スロットに高角副砲である「8cm高角砲」「8cm高角砲改+増設機銃」を装備可能。
補強増設スロの副砲装備は弾着観測射撃や夜戦連撃などに組み合わせやすいため、航巡本来の装備構成の幅に更なる深みと広がりを与えてくれる!
鈴谷改二は、補強増設スロットの有無で装備構成の自由度に結構な差が出るため、本格的な運用を検討しているなら優先的に開けてあげると良いかもしれない。
装備構成これくしょん
ということで、鈴谷改二に仕込める色々な装備例をチェック!
標準・スタンダード
[主砲2+水偵(水爆)]をベースとした定石の昼夜連撃おすすめ構成。航空戦・砲雷撃戦・夜戦の全てを卒なくこなす!
敵の対空砲が厳しくて水上爆撃機が全滅しやすい海域では、弾着発動キーに水偵を使い、そうでないなら水上爆撃機で制空補助&航空攻撃を仕掛けられる。
1スロット相手部分には「水上戦闘機、水上爆撃機、電探、機銃、ドラム缶、司令部施設、その他特化装備」を積むことで多くの海域・任務攻略に対応可能。
連撃重視
標準的な連撃構成をベースに「熟練艦載機整備員」を加えることで、火力と射程を伸ばしながら昼夜連撃を維持した構成。
15.5cm連装砲系と20.3cm砲系によるダブル命中補正と、整備員での「火力+10」で昼夜火力を補強でき、射程(長)により他の巡洋艦より先に砲撃できるのが強み。
欠点は、戦艦系や空母系より先に砲撃してしまう可能性がある点。比較的軽量な編成で挑む海域で有効かも。
3種弾着盛り
補強増設スロット有りを前提として、3種類の弾着観測射撃を組み込んだ欲張り弾着セット。
弾着発動判定が3回あるため、高確率で何らかの弾着観測射撃が発動するのが強み。
ただし、「副砲カットイン(1.1倍×1)」→「電探カットイン(1.2倍×1)」→「連撃(1.2倍×2)」の順で発動判定が発生するため弱い副砲カットインなどが出やすく、夜戦も「主主副カットイン」になるので注意。
比較的柔らかい敵が多く、とにかく弾着の発動を優先したい場合には使えるかもしれない。
制空&補助バランス
夜戦連撃を増設副砲で維持しながら水上戦闘機による制空補助を主軸とした構成。
高難易度だったり、艦種制限が厳しい海域・任務などでは航巡の制空が補助というか主力だったりするので、意外と使う機会も多い。
昼副砲カットイン&夜戦連撃の[主砲1+水偵(水爆)1+水戦2+増設副砲]や、夜戦連撃と制空重視の[主砲1+水戦3+増設副砲]などが使いやすい。
制空特化
シンプルに[水上戦闘機×4スロ]で制空に特化させた構成。
「対空+5」の「強風改」「二式水戦改(熟練)」を4スロ装備した場合だと、(装備改修の程度により)単独で制空値「148~165」を確保できる。
鈴熊改二は、第一・第二スロットが搭載数「3」と少ないため、他の航巡・水母と比較しても特に制空能力が高いわけではないけど、生存性は「利根改二/筑摩改二」と同等で優秀。
対地バランス
三式弾とWG42の対地(対陸上型)特効装備を積んだ上で、昼副砲カットインと夜戦連撃を両立させた構成。
昼戦火力は犠牲になるが、陸上型の深海棲艦が相手ならば、小破以下での夜戦突入で夜戦キャップ「300」に届く強力な組み合わせ。
通常海域だと4-5「港湾棲姫」や6-4「離島棲姫」に対して有効。水上爆撃機の全滅も覚悟して運用するなら、砲台小鬼に対して「WG42&水上戦闘機」のダブル特効も効く(水爆は全滅していても特効効果が適用される)。
昼戦での副砲カットインを捨てて、他の装備を積むのも有効。
対地特化
「三式弾」と「WG42×2」を組み合わせることで、中破していても夜戦連撃で陸上型の敵に対してキャップ火力を出せる対地特化構成。
4-5「港湾棲姫」や6-4「離島棲姫」に対してなら中破でも夜戦火力キャップに届くため、完全に対地特攻要員として運用する際に使える。
昼戦での対水上艦火力は残念なことになるが、三式弾とWG42の組み合わせで陸上型になら昼戦でも普通に有効打を出せる(6-4の集積地棲姫や砲台小鬼など)。
魚雷カットイン
[魚雷×2]をベースとして夜戦でキャップ到達の魚雷カットイン発動を狙いながら、水上戦闘機などでの各種補助もしていく構成。
高難易度のイベント海域や5-3/5-5など、敵ボスクラスの高装甲を貫ける夜戦火力が求められる場面では頼れるメインの夜戦アタッカーになってくれる。
最大の難点は「運」の強化を前提としていること。
鈴谷改二の素の運「14」では夜戦カットイン発動率が低すぎるので、実用的に運用するなら「40~60」くらいまでは上げておきたいかも(鈴谷改二の運上限は「74」)。
昼夜カットイン
昼戦での副砲カットインと、夜戦での魚雷カットインを両立させた昼夜カットイン構成。こちらの構成も「運」の強化を前提としている。
昼戦は若干微妙な副砲カットインとなるが、夜戦では高性能な魚雷がなくても余裕を持って夜戦火力キャップに届く魚雷カットイン放てる。
さらに、夜戦では「20.3cm砲/15.5cm砲」系の装備による命中補正を受けることもできるので、イベント海域での夜戦フィニッシュ担当としての
対「水上/陸上」両用
水上艦と陸上型の混成艦隊を相手にする事を想定した、かなりニッチで特殊な構成。
陸上型に対する夜戦攻撃では「魚雷がないもの」として特殊攻撃の発生判定が行われる。そのため、上記装備構成だと水上艦には「主魚の砲雷カットイン(1.3倍×2)」、陸上型には「夜戦連撃」が発生する。
対水上艦用の砲雷カットインは、夜戦火力が「260~270」程度で夜戦キャップに届かないが、比較的高水準のダメージを狙える。
対陸上型に関しては、三式弾とWG42の連撃で概ねキャップに届くでしょうといった感じ。
2018初秋イベントの最終海域(E5)第二ゲージのボス戦のような、水上艦&陸上型のエグい混成ボス艦隊編成を想像してみるとイメージを掴みやすい。ただ、通常時の実用性はほぼ無し!
対「PT小鬼群」特効
こちらもイベント限定となるが、回避能力がやたらと高い対「PT小鬼群」用の命中特効構成。
「熟練見張員」と「副砲」「対空機銃」などを組み合わせることでPT小鬼群にもバシバシ砲撃が当たるようになる。
この構成は他の重巡級でも普通に組めるが、航巡だと[見張員+副砲+機銃+水爆]で水爆補正も組み込めるのが特徴。
まとめ
航巡は元々装備構成の幅が広くて汎用性も高いですが、補強増設スロに8cm砲系の副砲を積める「鈴谷改二(熊野改二)」は特に優秀で重宝しています。
重巡級の基本的な能力に加えて、特殊な敵・役割への対応力も高いため、重巡/航巡枠のある海域・任務ならどこに出しても大丈夫な感じで、個人的にはかなり高評価な艦娘です!
鈴谷改二は、ケッコンカッコカリや運の強化による装備運用範囲の伸び代も結構あると思うので、今後は積極的な強化も検討していきたいところです。