Logicool(ロジクール)「Unifying機能」に対応したマウスやキーボードなどのペアリング設定を行える「Unifying Software」の使用方法などをまとめた備忘録的な記事です。
Unifying Softwareのダウンロード
一つのUSBレシーバーで最大6つの無線デバイスを接続できるLogicool(ロジクール)の「Unifying機能」。
そして、このUnifying機能に対応したマウスやキーボードなどのデバイスと、Unifyingレシーバー(ドングル/受信機)のペアリング(相互認証/自動接続)設定を行えるのが「Unifying Software」。
Windows、macOSに対応しています。
Logicool Optionsから起動
「Unifying Software」は、ロジクールの多機能マウスやキーボードで使える公式ユーティリティーソフト「Logicool Options」にも内蔵されている。
使用するデバイスが「Logicool Options」に対応しているのなら、「Unifying Software」を単体でダウンロード・インストールしなくてもいいかもしれない。お好みで!
「M590」を型の古いUnifyingレシーバーにペアリングする際に少し手間取ったので、忘れないように&忘れた時のためのメモなのです!
Unifying Softwareの基本設定
レシーバーとワイヤレスデバイスのペアリング設定は、ソフトを利用してデバイスの電源をON/OFFするだけなので基本的には簡単です。
うまくいかない場合は、「詳細設定」からレシーバーにペアリング設定されている各デバイスを確認して、ペアリングを設定/解除してリセットすることも可能。
ペアリングしたいデバイス(マウス/キーボードなど)とUnifyingレシーバーを用意したら、ダウンロード&インストールしたUnifyingソフトウェアを起動して設定していきましょう。
トップ画面
通常は「次へ」を選択して設定を続行。
受信機の接続
PCにUnifyingレシーバーが接続されていない場合は、接続を促す表示がされるので、USBポートに挿し込む(接続済みだとこの画面はスキップされる)。
ペアリングするデバイスの認証
次に、接続したいデバイスの電源をONにする。すでにONの場合は、一旦OFFにしてから再度ONにする。
接続の確認
デバイスの検出/接続に成功すると、上記画像のような表示になるので、問題なくデバイスが動いているようなら「はい(Y)」を選択して「次へ」と進む。
設定完了
設定はこれで完了。お疲れ様でした!
接続できない時の設定
上述の通常設定で上手く接続できない場合は、Unifyingレシーバーに「ペアリングしているデバイスが多すぎる」「デバイスのファームウェアが古い」などの原因が考えられます。
そこで、Unifyingレシーバーとペアリングしているデバイスの状態を確認するために、Unifying Softwareの詳細設定にアクセスします。
詳細設定画面に移動
まずは、Unifying Softwareのトップ画面左下にある「詳細」ボタンから詳細設定へと移動。
ペアリング状態を確認・変更
詳細設定画面でUnifyingレシーバーと接続デバイスの設定状況を確認する。
Unifyingレシーバーとペアリング設定されているデバイスが、既に6個ある場合は余計なものを解除する(※上限が6個のため)。
レシーバーのファームウェア更新
ペアリングしているデバイスの数に問題が無いのに接続が上手くいかない場合は、Unifyingレシーバーのファームウェア更新で解決できるかもしれない。
Unifyingソフトウェア単体だとファームウェアの更新はできない(?)ようなので、公式のアップデートツール「Firmware Update Tool」を使う形になる。
ダウンロードしたexeファイルを実行すると「Logitech Firmware Updateing Tool」が起動するので、Unifyingレシーバーを接続した状態で「Continue」をクリックして続行。
アップデートの必要があるデバイスを自動で検索してくれるので、見つかったら「UPDATE」を選択すればOK。終わったらUnifyingソフトウェアからバージョンアップされているか確認する。
「M235r」に付属していた古いレシーバーは「M590」との最初設定で接続に失敗しましたが、ペアリングの解除/再設定&ファームウェアの更新で接続に成功しました。
まとめ
ロジクールのUnifyingレシーバーは、マルチデバイス機能が付いたマウスやキーボードを複数のPCに接続する際にも便利なので嬉しいところです。
ただ、ファームウェアの更新作業に少しクセがあったり、Linux版のユーティリティソフトが用意されていないので予めWindowsやMacでペアリングしておく必要がある点に注意が必要そうでした。
Unifyingレシーバーは着脱の機会が多いと意外と紛失するし、マルチデバイス機能付きのマウスやキーボードを使う際は付属しているものに加えて買い足さないといけません。
レシーバーが追加で必要になった場合は単品購入するか、レシーバーが付属するマウス・キーボードを買うのも選択肢になると思います。