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雑記

ブラックキャップの効果持続期間と交換するタイミング

ブラックキャップの外箱

家で絶対に見たくない・出てほしくないゴキブリ。そのゴキブリ対策にアース製薬の駆除剤『ブラックキャップ』を重宝しています。

基本的に「1年間効く」とされているのですが、「効果の持続期間は使用環境により異なる」とのことで、メーカーに交換時期の目安や効果を長持ちさせる工夫などがあるか、問い合わせてみました。

レビュー記事も書きました。あわせてどうぞ!

ブラックキャップは10年以上使っていて、家でゴキブリと遭遇する機会が劇的に減りました。

しかし、2~3年に1回くらいは出ちゃうので、薬剤の効果が無くなる”隙き”等を減らしたいと思っていました。

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メーカーの回答

アース製薬の問い合わせフォームを利用して、メールフォームで問い合わせを利用しました。

問い合わせた質問の内容は、ざっくり以下の様なものです。

  • 約1年間の効果持続期間が前後する要素
  • 毒エサの誘引・殺虫効果を長持ちさせる方法
  • 交換の時期・効果がなくなる時期を見極める目安
これより以下の記述はメーカーからの回答内容を要約したものです。
一部省略している箇所や、表現にも違いがあるのでご注意を。

効果期間が約1年の理由

ブラックキャップは、毒エサをゴキブリに食べさせる駆除剤です。
そのため、そのエサをゴキブリに食べ物として見てもらえなくなった時点で「効果が無くなる」ことになります。それが約1年と考えています。

ゴキブリの毒エサとしての賞味期限みたいなものでしょうか。

効果を長持ちさせる方法は?

効果を特別に長持ちさせる工夫は特にありません。
設置場所は、なるべく「埃がたまらない」「水がかからない」ところが好ましいです。埃をかぶったり吸湿したものは、ゴキブリの誘引効果や食いつきが悪くなることが考えられるからです。
有効成分「フィプロニル」については、1年を過ぎても急激に殺虫効果がなくなることはありません。

効果の持続期間は、設置する環境や期間によって毒エサの状態が変わるため、特にこれといった方法はないようですね。
ゴキブリにとって「食べ物」としての価値が下がる「埃・水(湿気)」を避けると良いみたいですが、設置場所によってはそれらを避けられない事もあるので仕方がないですな。

交換時期を見極める目安は?

面倒ですが、容器のエサの状態を確認するしかありません。
埃が多くかかっている、カビが生えているようであれば、1年経っていなくても交換していただければと思います。
また、1年を過ぎたものについては、埃やカビがなくても、ゴキブリにとって食べ物としての魅力が下がってきています。この場合も交換が望ましいです。

交換時期についても、ケース・バイ・ケースなので容器の中のエサの状態をチェックするって感じですな。
アース製薬から返答は、しっかりとした内容でした。質問への直接的な回答以外にも、有効成分に関する補足などもされていて好印象でした。

エサの状態をチェックして交換

うちでは、ブラックキャップを大体「24個(12個入り×2箱分)」くらい各所に設置しています。交換は、約1年に1回×1箱くらいのペースでした(=2年くらい設置というか放ったらかしになってるものもある)。

ということで、メーカー回答を参考にして、設置しているブラックキャップのエサの状態を確認して交換作業をしてみました。

ブラックキャップの容器

ブラックキャップの外観と蓋を外したところ

こちらは新品のブラックキャップ

ブラックキャップの容器は、上記画像のようなドーム形です。

側面に3箇所の隙間/窓があって、そこから覗き込んでエサの状態を見ることができます。しっかりチェックしたい場合は、上蓋を外して見ることもできます。

上蓋は、3箇所の穴に棒を挿し込んで台に固定されているだけなので、固いですが上方向に引っ張るだけでも外せます。

ニッパーやマイナスドライバーを使い、接続部分の隙間や側面の出っ張りに差し込んで、テコの原理で押し上げると力がいりません。

新品・1年・2年の比較

新品と1~2年ものの比較

左から「新品・1年・1年半~2年(?)」

たしか1年半~2年くらい前(?)に、台所の冷蔵庫下の奥まったところに設置したものは、エサがひどい埃とカビカビ状態で見るからにアウトな感じになっていました(ノ∀`)アチャー

同じく1年くらい前に食器棚の影に設置していたものは、微妙にカビが生えてきていました。これも要交換でしょうか。

他にも、勝手口のストックヤード(物置・一時的なゴミ置き場)に設置している1年くらい経ったものも、埃がすごくてダメになっているぽかったです。

1年以上経ったものは、エサ自体の経年劣化も考えられるため、交換した方がよさそうです。どのくらいの期間で使えなくなるのかは、置いた場所の環境差が大きいのだと思われます。

設置した日付を容器に白マーカーで書いておくのもいいでしょうね。
チェックしていると、ゴキブリなのか分かりませんが、エサを食った形跡が残っているものもあってゾッとしました :mrgreen: 

新品と交換

新品と1~2年ものの交換

17個を廃棄、12個を新たに投入!

設置場所を覚えていた/発見できたものを、1つずつチェックしていくと23個中17個が、「埃orカビ」になっていました。

前回、1箱(12個)配備したのが2019年の7月頃だから、[2019年7月→2020年8月]の1年ちょいで、明らかに埃・カビ状態になったのは、おおよそ半分くらいのようでした。

うちのどこかに埋もれているブラックキャップがまだあるはず…。
1回ゴキブリ出ちゃうと、大急ぎでウワーッと追加配備してしまうので、どこに置いたのか分からなくなります(;´∀`)

まとめ

  • 交換の目安は約1年
  • 埃・カビが生えていたら1年未満でも要交換
  • 埃・水気の多いところでは毒エサが劣化しやすい

これまでは、ブラックキャップの交換は何となく1年に1回って感じでしたが、これからはエサの状態をチェックして交換しようと思います。

自宅でブラックキャップを利用し始めてからの生きたゴキブリとの遭遇率は、大体2~3年に1回程度に落ち着いています。

大人になって虫を素手で触れなくなってから、ゴキブリへの嫌悪感・忌避感も増したように思います。

本当に苦手になってしまったので、ブラックキャップの効果的な運用も含めて、総合的なゴキブリ対策を強化していきたいです!

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