
Xiaomiのワイヤレスイヤホン『Redmi Buds 6 Play』を当サイト管理人が購入して使ってみての感想・評価。
1000円台の安い完全ワイヤレスイヤホンなら、とりあえずこれを選んでおけば間違いない!って感じの良いイヤホンでした。
- 完全ワイヤレスのカナル型両耳イヤホン
- 本体7.5時間、ケース36時間のバッテリー
- 強いこだわりがないのなら十分な音質
- 対応コーデックはSBCのみ
- 上記性能で1,380円(税込)
基本情報


『Redmi Buds 6 Play』は、Xiaomi(シャオミ)の完全ワイヤレスでカナル型の両耳イヤホン。
「Redmi Buds 6」シリーズの最安モデルで、おおよそ下記の仕様・性能となっている。
製品名 | Redmi Buds 6 Play (モデル:M2420E1) |
カラー | ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク |
周波数応答帯域 | 20Hz~20KHz |
本体のサイズと重量(1個あたり) | L20.6 × W14.5 × H22mm、3.6g |
充電ケースのサイズと重量 | L53.9 × W53.9 × H27.4mm、32.8g |
バッテリー容量(イヤホン本体) | 57mAh |
バッテリー容量(充電ケース) | 600mAh |
充電ポート | TYPE-C |
イヤホン入力 | 5V 170mA |
充電ケース入力 | 5V 800mA |
充電ケース出力 | 5V 340mA |
バッテリー持続時間(本体) | 7.5時間 |
バッテリー持続時間(充電ケース) | 36時間 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth® 5.4 |
Bluetoothプロトコル | Bluetooth®Low Energy / HFP / A2DP / AVRCP |
通信範囲 | 10m(障害物のないオープンスペース) |
インピーダンス | 16Ω定格電力5mw、最大電力10mw |
対応コーデック | SBC |
パッケージ内容 | Redmi Buds 6 Play ×1組 充電ケース ×1 取扱説明書 ×1 イヤーチップ S・M・L×1組 |
その他 | AI通話ノイズリダクション機能搭載 Xiaomi Earbudsアプリ対応 Google Fast Pair対応 2024年 8月22日 発売 |
Amazonにて2024年11月にブルー、2025年2月にホワイトを購入。価格はいずれも1,380円だった。
梱包・外装
外箱は縦10cm×横10cm×厚さ3cmくらいの紙箱。裏面にシリアルナンバーなどが記載されたシールが貼られている。
本体・付属品
充電ケースの大きさと重さは「L53.9 × W53.9 × H27.4mm、32.8g」。
見た目は角の丸い箱型。つや消しのサラサラした触り心地になっている。
ケースの蓋は蝶板とバネで開閉する仕組み。軽い力で開閉できるので使い勝手は良好。
本体前面にライトがついていて、ペアリングモードや充電中か否かが分かるようになっている。充電残量を表示する機能はない(Bluetooth接続して端末で確認する必要がある)。
イヤホン本体のサイズと重さは、「L20.6 × W14.5 × H22mm、3.6g」
イヤホン本体の形は、公式サイトによると「ビーン型(bean、豆型)」。本体部分から下に伸びた「ステム」と呼ばれる形状をもたない丸っこいデザインになっている。
イヤホン本体は磁石でパチっとケースに留まる。ケースからの出し入れは扱いやすく、特に難はなかった。
イヤホン本体はケースのようにサラサラした手触りではなく、グリップの効く感じのプラスチックになっている。手が乾燥しているとツルッと滑ってしまいそうな感じ。
イヤホン本体の丸っこい形状もあって着け外しの際は落としやすいと思うのでちょいと注意が必要(4ヶ月で2回くらい落とした)。
イヤーチップはS・M・Lの3サイズが付属。
Lサイズが一番フィットする感じだったが、1時間以上着けていると窮屈に感じることがあったのでMサイズを利用している。
良いところ
- 音質は高音~低音までしっかり出ていて充分な満足感
- 100均イヤホンのスカスカ音質には耐えられないが、1000円代の評判の良いイヤホンで満足できる自分にとっては
- 公式カスタマイズアプリで高音・低音強化などのカスタマイズが可能
- 動画視聴だと遅延があまり気にならない(低遅延モードOFFでも)
- Androidスマホ・タブレットとWindowsPCで使用
- 動画視聴の場合、若干遅延してる感じだが気にならない程度だった
- ゲームの場合は違和感が大きめに感じられるかも(個人的にはあまり気にならなかった)
- 低遅延モードにすると遅延が330-336msに調整されるらしい(公式サイトFAQ)
- 接続は安定
- Androidのスマホ・タブレットだと切断や不安定な状態にはならなかった
- USBのレシーバー3つ(Unifying、LogiBlot、Bluetooth)を接続しているWindowsのデスクトップPCでは混線することがあるのか、数時間に一回程度の頻度で音が数秒途切れるたりプツプツ鳴ることがある
- ホワイトノイズはほとんどなし
- 接続しているが音を出していない状態での「サー」みたいな音は基本しない
- 音を出していない状態で数十分くらい経つと数十秒程度「サー」って音がすることはあった
- 耳へのフィット感は違和感なく良い感じ
- イヤホン本体は耳に無理なくフィットしてつけ心地が( ・∀・)イイ!!
- イヤーチップはMサイズを使用中。Lサイズの方が遮音性は高まるけど長時間だと窮屈だった
- 寝ながらでも一応使える。横向きに寝ると硬めの枕だと耳が痛くなるかも、柔らかい枕だと平気だった
- バッテリー持ちが良かった
- 購入して満充電後のテストでは音量10%~30%くらいで7時間30分以上再生できた(音量や接続環境にもよると思われる)
- 公式サイトのFAQによると「50%音量+SBCエンコーディング」で本体7.5時間、ケース36時間という計算だそう
- アプリで設定をカスタマイズできる
- タッチセンサーの操作設定、イコライザー、低遅延モードの有効/無効、イヤホン名の変更、迷子のイヤホンを探す(音を鳴らす)を変更できる
- 最低音量が充分に小さかった
- イヤホン側の音量設定の区切りが大雑把で最低音量でも音が大きいイヤホンがあるのだけど、『Redmi Buds 6 Play』の最小音量は充分に小さかった
- 充電ケース、イヤホン本体、イヤーチップも含めて基本的な作りがしっかりしている
- 4ヶ月ほぼ毎日使っているが不具合・故障なし
- 安っぽいけど、ちゃちじゃない
- 上記の性能で1,380円の低価格なところ
いまいちなところ
- アプリのジェスチャー設定カスタマイズで「長押し」の選択肢が「音声アシスタントorなし」しかない
- 他の1・2・3回タップの設定では「なし、再生/一時停止、音量アップ/ダウン、前の曲、次の曲」から選べる
- 長押しだと上記判定が難しいってことなのだろうか
- イヤホン本体を落としやすい
- ケースへの出し入れや耳への装着時に落としそうになることが割とある
- 4ヶ月の試用期間中にイヤホン本体を2回落とした(ツルっと滑ってしまって)
- フィット感や重さとのトレードオフなところなので特段悪いわけではない
補足
- 通話には使用していないので、マイク性能とAI通話ノイズリダクション機能は未評価
- メーカー公式サイトのサポートページ:Redmi Buds 6 Play FAQ
- 英語だが仕様・性能・使い方・不具合の対処法など結構詳しく載っている
総評
『Redmi Buds 6 Play』は、安さと性能が両立しているコスパ最強の良品でした👍
1,380円という低価格と性能を考慮すると、個人的には文句なしの★5です!
ということで、1個目がまだ現役ですが、いずれバッテリーもヘタってくるでしょうから、2個目を予備で購入しておきました。


安さ重視で高機能を求めないなら『Redmi Buds 6 Play』は、低価格ながら充分な性能で満足度が高いと思います。