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ブログを収益化!登録・利用したことのあるASPのレビュー&紹介

管理・運営しているウェブサイトに掲載できる広告を仲介してくれるサービス「ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)」のレビュー・感想・紹介記事です。

ブログを運営する意図や立ち位置は多種多様ですが、稼げる機会は生かしたほうが良い!

ということで、広告を掲載することで運営しているウェブサイト(ブログ)を収益化することができる「ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)」を紹介!

雑記ブログとして6年以上運営している当サイトでも利用していて、報酬の受け取りまで至ったASP中心に概要や印象をまとめてみました。

各ASP別の詳細なサービス内容を網羅しようとすると情報量がすさまじいため、当記事の内容は概要・印象が主体となっています。
詳細な「登録・利用規約・報酬支払い」条件等は、各ASPのサイトやヘルプページなどをご確認ください。

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ASPとは?

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)とは、広告主とウェブサイト運営者の間を仲介して広告を配信してくれるサービス。

ASPを通じて自分が運営・管理しているウェブサイト(ホームページ・ブログ・SNSなど)に広告を掲載して成果条件を満たすことで、報酬を得ることが可能となる。

例えば、自分のブログに広告を貼ってそれがクリックされたり、広告リンクを通じて商品やサービスが売れたりすると報酬が発生する。

登録と審査について

ASPには「公開ASP」と「非公開ASP」がある。前者は基本的に誰でも申込みOK、後者はサービス側からオファーがあったりする。当記事で取り上げているASPは全て公開ASP。

基本的にサービスへの登録・審査は全て無料。利用規約の確認や登録作業の手間は生じるが、試してみたかったら積極的に申し込んでも特に損はない。

ほとんどのASPには登録時にウェブサイトの審査があって合格しなければならない。各ASPにより条件は様々だが、おおよそ共通しているのは以下。

  • 中身のあるウェブサイトか
    盗用やコピペではない独自のコンテンツが一定以上あるか
    閲覧者に有益だったり、読みやすいように工夫されているか
  • 公序良俗に反していないか
    誹謗中傷・著作権侵害・暴力的・過激な内容・etc…
    違法なコンテンツや違法行為を促すようなものがないか
  • プライバシーポリシー
    サイト閲覧者の個人情報の取り扱い等に関する情報の記載
  • 問い合わせフォーム
    サイト管理者と連絡が取れるようになっているか
    サイトにメールフォームなどを設置する必要あり

ウェブサイトの登録審査には、数日~1週間くらい掛かることが多いようです。さらに、広告案件自体にも個別の掲載審査がある場合も多く、同じように時間が掛かります。

要は「ウェブサイトの体裁が整っているか」と「広告主のイメージに悪影響を及ぼさないか」です。
成人向けのアダルトサイトは、登録不可なことが多いようです(登録できるアダルト向けASPもあります)。
ということで各ASPを見ていきましょう!

Google Adsense

出典:Google Adsense
登録のしやすさ
(登録審査の難易度)
2.0
規約の穏やかさ
(利用規約)
2.0
サイトの使いやすさ
(検索機能・リンク作成機能)
3.0
報酬の得やすさ
(案件数・報酬条件・成果承認率)
4.5
支払条件の易しさ
(最低支払金額・振込手数料)
3.0

Googleが提供しているコンテンツ連動型の広告配信サービス『Google Adsense(グーグル アドセンス)』。

基本は、広告がクリックされることで報酬が発生する「クリック報酬型(クリック課金型)」。その他、クリックされなくても視聴されることで報酬が発生する広告もある。サイト内検索などに利用できる「Google カスタム検索」の検索結果に表示される広告を収益化することも可能。

サイトの規模や性質にも依るだろうが、個人ブログレベルで登録できるクリック報酬型の広告配信サービスとしては事実上一択。クリック単価や配信広告の豊富さが他の同種ASPとは比べ物にならない。

  • コンテンツ連動型(コンテンツマッチ)
    サイトの内容に合った広告が自動で表示される。
    表示する広告はジャンルなどである程度コントロール可能。
  • クリック報酬型
    広告がクリックされることで報酬が発生する。
    成果に結びつきやすい。
  • 管理が楽
    広告の期限切れが原則ないので貼り替えや削除の手間なし。
    記事の内容に集中しやすい。
  • 登録審査・利用規約が厳しい
    サイトの独自コンテンツ・体裁がある程度整っている必要あり。
    違反すると容赦なくアカウント制限・停止される。
    利用規約を守るためにサイトの表現にも結構な制約が生じる。

最初に設置場所・種類・方法(自動広告など)を決めてしまえば後はおまかせなので手間いらずです。アクセス数の多いサイトなら収益の柱になる場合もあります。
他のクリック報酬型ASPも利用したことがありますが、Googleの圧倒的な検索シェアに支えられたターゲティング広告でもあるAdsenseはやはり最強です。
規約違反でのアカBAN話なども珍しくないため気をつけておきたいところ😱

Amazon アソシエイト

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出典:Amazon アソシエイト
登録のしやすさ
(登録審査の難易度)
2.5
規約の穏やかさ
(利用規約)
3.0
サイトの使いやすさ
(検索機能・リンク作成機能)
2.0
報酬の得やすさ
(案件数・報酬条件・成果承認率)
4.0
支払条件の易しさ
(最低支払金額・振込手数料)
3.0

ECモールのAmazonが提供している成果報酬型広告サービス『Amazon アソシエイト』。

Amazonで販売されている商品やサービスへの紹介リンクをサイトに設置。そのリンクを介して商品が売れたり、サービスが登録された場合に紹介料が発生する。

品揃えが豊富で会員登録済みの利用者も多いため売上げに繋がりやすく、報酬の発生条件も比較的良心的。 Amazonギフト券での支払いなら毎月500円から報酬を受け取れるので、登録さえできれば利用しやすい。

Amazonのサイト内で利用できる紹介リンクを作成するツールは、シンプルなテキストリンクこそ使いやすいが、商品画像ありでブログサイトに掲載する場合は制約が多く使いにくい。これについては、各種ツールやAmazon Product Advertising APIでデータを取得することもできるためカバーされている。

成果承認率が高いのは良いところです。不可解な不承認はこれまで自分のアカウントでは見たことないです。
Amazonそのものもアソシエイトの方も利用者が多いため、ノウハウや支援ツールが多々ある点も強いです。

楽天アフィリエイト

出典:楽天アフィリエイト
登録のしやすさ
(登録審査の難易度)
5.0
規約の穏やかさ
(利用規約・自サイト表現制約)
3.0
サイトの使いやすさ
(検索機能・リンク作成機能)
2.5
報酬の得やすさ
(案件数・報酬条件・成果承認率)
3.5
支払条件の易しさ
(最低支払金額・振込手数料)
2.5

楽天グループが提供している成果報酬型広告サービス『楽天アフィリエイト』。

楽天市場の商品やサービスへの紹介リンクを介して商品が売れたり、サービスが登録された場合に紹介料が発生する。

サイトの登録審査が不要で、楽天に会員登録するだけで始められるため初心者にもやさしいのが特徴。

報酬の支払いは、基本的に楽天ポイントか楽天キャッシュ。ただし、3ヶ月連続で5000ポイント以上を超える成果報酬がある場合は銀行振込も可能となる。

楽天市場や楽天系のサービスも利用者が多いので売上げには繋がりやすい。しかし、報酬の発生条件と紹介料率はAmazonアソシエイトより厳しい。成果承認率が低かったり、その詳細がレポートに表示されない点など気になるところもある。

とにかく始めやすいのが楽天アフィリエイトの特徴かと思います。
楽天関連のサービスを利用しているなら基本報酬のポイントも悪くありません。
気になるのは謎の成果不承認(破棄)の高さ。記事投稿時点での私の過去10ヶ月分のレポートを確認してみると、成果報酬の21%は破棄されていました。詳細不明でモヤっとします。

バリューコマース アフィリエイト

出典:バリューコマース アフィリエイト
登録のしやすさ
(登録審査の難易度)
3.0
規約の穏やかさ
(利用規約・自サイト表現制約)
3.0
サイトの使いやすさ
(検索機能・リンク作成機能)
4.0
報酬の得やすさ
(案件数・報酬条件・成果承認率)
4.0
支払条件の易しさ
(最低支払金額・振込手数料)
4.0

バリューコマース株式会社が提供している成果報酬型広告サービス『VALUECOMMERCE(バリューコマース) アフィリエイト』(以下、VCアフィリエイト)。

幅広いカテゴリの案件が豊富に用意されているのに加えて、アフィリエイトリンクの作成機能も整っているので使いやすいのが特徴。なにはともあれ登録しておくのがおすすめなASP。

ショッピング・オークション
旅行
金融
ファッション・アクセサリー
PC・家電・ソフト
エンターテインメント
飲食・グルメ
就職・転職・アルバイト
住まい・暮らし
美容・エステ・コスメ
健康・ダイエット・医療
学び・教育・学校
動物・ペット
スポーツ・アウトドア
BtoB・Webサービス
ギフト・花
自動車・バイク
オフィス用品・ステーショナリー
結婚・ブライダル
企業・団体
ベビー・キッズ・マタニティ

長いので折りたたんでいます(クリックで開閉)
  • 『LinkSwitch』機能
    提携済み案件サイトへの通常リンクを自動でアフィリエイトリンクに変換してくれる。
    サイトにJavaScriptタグを設置するだけで利用できる。
  • Amazon・楽天市場・Yahoo!ショピングに対応
    3大ECモールの商品紹介がVCアフィリエイト経由で可能
    Yahoo!ショッピングの商品紹介ができる
  • 報酬の支払い条件がやさしい
    報酬合計が1000円(税込)以上で登録口座に振り込み。
    振込手数料はかからない。

LinkSwitchを使えば、提携済み案件(プログラム)サイトへの通常リンクURLが、自動でVCアフィリエイトのリンクに変換される(ページの表示段階で置き換わる)。地味だけど便利!

幅広く豊富な広告案件数に加えて、『Yahoo!ショッピング』の商品を紹介できるASPである点も見逃せない。

Amazonや楽天市場の商品をVCアフィリエイト経由で紹介する場合は、前述の『Amazonアソシエイト』『楽天アフィリエイト』を直接利用するより料率が少し下がる点に注意しておきたい(仲介料的な)。ただし、報酬の支払い条件は両者よりもVCアフィリエイトの方が総合的にはやさしいため、利用価値はあると思われる。

VCアフィリエイトはひとまず登録しておく感じで良いかと思います。
何か商品やサービスを紹介する機会があったときにVCアフィリエイトを調べると、結構な確率で案件が見つかったりします。

もしもアフィリエイト

出典:もしもアフィリエイト
登録のしやすさ
(登録審査の難易度)
3.5
規約の穏やかさ
(利用規約・自サイト表現制約)
3.0
サイトの使いやすさ
(検索機能・リンク作成機能)
4.0
報酬の得やすさ
(案件数・報酬条件・成果承認率)
3.5
支払条件の易しさ
(最低支払金額・振込手数料)
4.0

株式会社もしもが提供している成果報酬型広告サービス『もしもアフィリエイト』。

VCアフィリエイトと同じく幅広いカテゴリの案件が用意されていて、独自のリンク作成機能なども用意されている。

『Amazonアソシエイト』『楽天アフィリエイト』『Yahoo!ショッピング』の商品紹介が可能。3大ECモールの報酬料率は、Amazonと楽天に関しては両サイトの設定から下げられていない点でVCアフィリエイトより有利、一方でYahooの方はVCアフィリエイトより低くなっているため一長一短。

カード型のアフィリエイトリンクを簡単に作れる『かんたんリンク』機能を備えていたり、成果報酬の支払い条件が「1,000円以上+手数料なし」で良心的な点も良い。

もしもアフィリエイトもとりあえず登録しておいて損のないASPです。
Amazonと楽天はもしもアフィリエイト、Yahoo!はVCアフィリエイトを利用することで、良いとこ取りすることもできます。
Amazonアソシエイトの審査になかなか合格しないという場合にも、もしもアフィリエイト経由が選択肢になったりするようです。

A8.net

出典:A8.net
登録のしやすさ
(登録審査の難易度)
2.0
規約の穏やかさ
(利用規約・自サイト表現制約)
3.0
サイトの使いやすさ
(検索機能・リンク作成機能)
2.5
報酬の得やすさ
(案件数・報酬条件・成果承認率)
3.5
支払条件の易しさ
(最低支払金額・振込手数料)
2.0

株式会社ファンコミュニケーションズが提供している成果報酬型広告サービス『A8.net(エーハチネット)』。

20年以上の歴史を持つ老舗ASP。豊富なカテゴリと案件数が特徴で、各案件の報酬額も比較的良い。Amazonと楽天のプログラムに関しては、料率が低いため利用しづらい。

気になるのは、成果報酬の支払いで口座振込の手数料が発生する点。詳細はA8のサイトで要確認だが、ゆうちょ銀行の口座を作るか、キャリーオーバーでまとめて支払われるように設定しないと手数料がかさみやすい。

振込手数料が掛かる分だけ案件の報酬額が良ければ差し引きで特に問題ないと思いますが、銀行口座の制約を受ける点がちょっと厄介です。

afb

出典:afb
登録のしやすさ
(登録審査の難易度)
3.0
規約の穏やかさ
(利用規約・自サイト表現制約)
3.0
サイトの使いやすさ
(検索機能・リンク作成機能)
3.0
報酬の得やすさ
(案件数・報酬条件・成果承認率)
3.5
支払条件の易しさ
(最低支払金額・振込手数料)
4.0

株式会社フォーイットが提供している成果報酬型広告サービス『afb(アフィビー)』。

afbも豊富な案件を取り揃えているASPだが、特徴は最低支払額が「777円(税抜)」で、振込手数料が無料なところ。少額でもしっかり口座に振り込まれるのは嬉しいところ。

A8と比較すると、広告案件数は少なめ、案件の報酬額はものによって高かったり低かったりで良い勝負となっている模様。

afbはアフィリエイトを初めてやってみる人にも取っつきやすいサービスだと思います。

DMMアフィリエイト

出典:DMMアフィリエイト
登録のしやすさ
(登録審査の難易度)
3.0
規約の穏やかさ
(利用規約・自サイト表現制約)
3.0
サイトの使いやすさ
(検索機能・リンク作成機能)
3.5
報酬の得やすさ
(案件数・報酬条件・成果承認率)
3.0
支払条件の易しさ
(最低支払金額・振込手数料)
3.0

合同会社DMM.comが提供している成果報酬型の広告サービス『DMMアフィリエイト』。

一般向けの『DMM.com』と成人向けの『FANZA』で提供している商品やサービスが購入されると報酬が発生する。

DMMはアダルトも強いが、一般向けの商品・サービスも意外と手広く扱っているので、ブログ記事内容と絡めてアプローチしやすい。

報酬の最低支払金額は「5,000円」、振込の手数料は掛からない。

一般向けの『DMM.com』だけ利用する形なら、”アダルト”な商品・サービスを含まないので、他ASPの規約や自サイトのポリシーとも衝突しません。

その他のASP

登録しているけれど本格的利用には至っていないASP。

  • LinkShare(リンクシェア)
    楽天グループのリンクシェア・ジャパン株式会社が提供しているASP。
    報酬の支払いが1円からで振込手数料無料。案件も豊富&優良。
  • アクセストレード
    株式会社インタースペースが提供しているASP。
    報酬支払いは税込1,000円からで振込手数料は無料。
    オンラインゲームやエンターテインメント系の案件がある。
  • Zucks Affiliate
    株式会社Zucksが提供している成果報酬型のASP。
    案件が美容・健康食品・婚活などに偏っている。
    2021年11月時点ではアプリ案件は停止されている模様。

上記ASPも運営しているサイトとの相性が良ければ有用かと思います。

まとめ

各ASPにはそれぞれ特徴があり、運営しているサイトとの相性問題も生じます。そのため、特別に自サイトとの相性が良い場合を除いて、特定のASPに絞らず一通り利用してみるのがおすすめです。

ウェブサイト(今回はWordPressブログ)をある程度まともに管理・運営しようすると、どうしてもお金と手間が掛かってしまいます。その費用を補ったり、趣味と実益を兼ねてウェブサイトを運営する際にもASPは有用です。

ブログ運営に必要なサーバー・ドメイン・デバイスの維持費等を広告収入で賄えるようになると、負担が軽くなってモチーベーションも保ちやすいです。この影響が地味に大きかったりします。

雑記ブログでの定番構成

当サイトのような雑記ブログなら、記事内容に関係なく掲載できる「Adsense」を基軸に、記事内容と合致する商品やサービスを紹介できる「成果報酬型広告」を組み合わせるのが定番。

コンテンツマッチのクリック報酬型ASP(基本的にAdsense)と、運営サイトと相性の良さそうな成果報酬型ASPを一通り登録する形になるかと思います。

当サイトの場合は、今回の記事で主に紹介した8つのASPをメインで利用しています。

理想のサイト収益化

ASPはブログ(ウェブサイト・SNS・メールマガジンなどWebメディア全般)を収益化する有用な手段です。しかし、ASPの料率・規約・仕様変更に振り回されてしまう危うさと、自分のサイトなのに表現や仕様の制約を受けてしまう不自由さがあります。

例えば、楽天アフィリエイトはここ1~2年で条件や料率の改悪が続いていますし、Amazonアソシエイトは日本では大きな変更こそないもののアメリカの方で料率が大幅に引き下げられたりしています。Adsenseのクリック単価も景気・流行・時節の影響を受けて流動的なのが常です。

理想のサイト収益化は、仲介者をなるべく挟まない読者からの直接支援(サブスク・投げ銭・有料記事販売)です。でも、これは要件が厳しく難しいです。

そういうこともあって、ウェブサイト(ブログ)を立ち上げてからの収益化第一歩にはASPが役立ちます。サイト構成や記事(コンテンツ)の質と量が整ってきたなら、とりあえず登録しておくと収益に繋がる機会を生かしやすいと思います。

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