
『VASAGLE カウンター・テーブル LNT80X』を当サイト管理人が購入・使用してみての感想と評価。
使用している机の奥に追加するかたちでPCモニターを置くために、奥行きが浅く、横幅が広く、高さが80cmくらいある、細長いテーブルを購入した。
基本情報

- 型番:LNT80
- 外箱や販売名は『LNT80X』、取扱説明書には『LNT80』と記載
- ブランド:VASAGLE
- 販売元:ZIEJP株式会社
- 材質:パーティクルボード + スチール
- 天板は木製(木目調)、脚や枠はスチール(黒色)
- サイズ:幅101.5×奥行き35×高さ80cm
- 耐荷重:天板20kg、下段メッシュ棚20kg
- 本体重量:9.2kg
- 原産国:中国
- 組み立てが必要。ネジとレンチが付属しているので工具の用意は不要。
そこそこ重量のあるPCモニター2台を既に使用している机の奥に設置したかったので、「耐荷重が充分で脚回りがしっかりしている頑丈そうなもの」+「横幅100~120cm、奥行き30~40cm、高さ70~90cm」の条件を満たすLNT80を選んだ。
Amazonで2025年8月に購入時の価格は7104円だった。
梱包・外装
梱包のダンボール箱は角などにそこそこダメージがある状態だった。
取扱説明書に「輸入品の為、箱の潰れや多少の傷や汚れはご了承ください。」とあったので、そういうものなのだろう。
本体・付属品
箱を開封すると、一番上に天板が置かれていた。その下に、天板の枠、脚、メッシュ棚、ネジとレンチ、取扱説明書などが入っていた。
天板の四隅も含めてしっかり緩衝されているようだったけど、発泡スチロールは片側が砕けていた。各パーツに損傷はなかったので特に問題なし。
付属品は、取扱説明書、組み立てのためのネジとレンチ、高さ調整用に脚の底面に取り付けるアジャスター。ネジは1つずつ多く袋に入っていた。
組み立て
組み立ては概ね簡単。説明書は日本語でわかりやすく、基本的にネジで留めるだけなので特に難しさはなかった。
主な手順は以下。
- 天板を逆さまにして、天板用のスチール枠をネジで留める。
- 逆さまの状態で4本の脚を天板用のスチール枠にネジで留める。
- メッシュ棚を各脚にネジで留める。
- 脚の底面に高さ調整用のアジャスターを取り付ける。
- 組み上げたテーブルを逆さま状態からひっくり返して立て、がたつきがないか確認して、アジャスターで高さ調整をする。
- 完成
取扱説明書には「大人の方二人で組み立てを行ってください」とあったが、一人でも問題なく組み立てられた。パーツ各部に素手だと危なそうな鋭利な箇所はなく、素手で怪我することなく組み立てることができた。
所要時間は40~50分くらいだった。組み立て前後の移動や設置を、実際の本体のサイズ感や重さから考慮することの方に時間がかかったので、純粋な組み立て時間はもっと短かったと思う。
使用感
天板

天板の表面は、指で触ると木目の微細な凹凸を感じる。物を置いたときにガタつくほどではないけれど、下敷きなしで紙に何か書こうとすると凸凹で書きづらい感じ。
角や側面はつるつるでざらつきはなく尖ってもいない。
質感や色合いについては、実用に悪影響がなければ割と何でもいいので無評価。
耐荷重

天板の厚みは1.4cmくらいで、裏側にはスチール製の枠が取り付けられた状態となる。PCモニターを2つ+αで合計10.5kgを乗せた状態だと全くたわむ様子もなく安定。20kg乗せても余裕そうな印象を受けた。
下段のメッシュ棚もカタログスペックだと耐荷重20kgなのだが、部分的に5~10kgなどの重いものを置くのには向いていない印象を受けた。手や足でメッシュ棚の中央部分を軽く押すと意外と容易にたわむので上限の20kg置くと若干不安。幅101.5×奥行き35cmの面積に均等に分散すれば最大20kg置ける感じだろうか。
作りと安定性
全体的な精度や作りは良好だったと思う。各パーツの大きさは均等で組み立ての際にズレたり合わなかったりする部分はなく、組み立て後の各部のがたつきやグラつきもなかった。
脚部分は幅4.2cmのL字型のスチール製ということで強度が期待できそうだった。
購入から約1ヶ月半時点だと特に不具合は出ていない。
あとがき
メッシュ棚に重量物を置くのに不安がある点を除けば、特に不満のない良いテーブルだった。













