
F字型のハンドル付きデンタルフロス『デンタルプロ フレッシュ フロスピック』を購入・使用してみてのレビュー・感想・紹介記事です。
1日1回デンタルフロスを使って歯と歯の間を清掃しています。
毎日欠かさず使うようになってから数年の間で試したデンタルフロスのなかで、「使いやすさ」と「安さ」で気に入ったのが『デンタルプロ フレッシュ フロスピック』でした。


毎日使っているお気に入りの糸ようじです👍
使用歴は4~5年?よく覚えていませんが長く使っています。
基本情報


『デンタルプロ フレッシュ フロスピック』は、プラスチックのハンドル(持ち手)が付いたF字型のデンタルフロス。「ホルダータイプ」とも呼ばれるらしい。
ヘッド部分に糸が張られていて、反対側は爪楊枝の先のように細く尖ったピック状になっている。いわゆる「糸ようじ」。
メーカーはデンタルプロ株式会社。2012年から販売されている模様。
価格
2022年11月時点でのネット通販価格は、100本入りの袋パッケージだと「300円前後」。一定金額以上のあわせ買いが購入条件になっているショップだと200円台前半もあった。


1本あたり3円弱といったところです。ハンドル付きとしては安い方です。
包装
パッケージは、大袋にまとめられた一括包装。
袋上部の開け口直下にファスナーが付いているので、開封後もそのまま収納できる。
本数は、50本入りと100本入りがラインナップされている模様。
本体
『デンタルプロ フレッシュ フロスピック』本体のサイズはおおよそ次のようになっている。
- 全長:75mm
- ヘッドのサイズ:縦21mm、横15mm、厚み約2mm
(※糸が張られている方向を縦とした場合) - 糸の長さ:14mm
ヘッド部分に張られた糸は、細かい繊維がいくつも束ねられたものでできている。
後端のピック部分はゆるく湾曲していて、先端は爪楊枝と同じくらいの細さ。一般的な爪楊枝と比較すると、細い部分がやや長い。


『小林製薬の糸ようじ』と比較すると、ヘッド部分が小さくて糸も短いのがわかる。
ワックスは付いていない。


他社の糸ようじ(ハンドル付きのデンタルフロス)に比べると、ヘッド部分は割りと小さいようです。
比較した『小林製薬の糸ようじ』は、引き出しの中で使い切らずに残っていた数年前のものです(時期は忘却)。2022年11月時点ではサイズや形状がリニューアルされているかもしれません(未確認)。
使い勝手


使いやすさ
前歯に対しては「持ちやすい」&「動かしやすい」で総合的に使いやすい。
奥歯に関しては、F字型の形状による宿命としてY字型ほど使いやすくはないが、ヘッドが小さいため無理なく使うことができる。
ヘッドがハンドルに対して斜めに取り付けられているので、奥歯に使う時に唇への干渉が幾分軽いのもポイント。
糸の具合
糸の太さは、自分が使ったことがある範囲のデンタルフロスでは「ふつう」だと思う。太くもないし、細くもないといった感じ。
歯と歯の間への入れやすさは、詰め物で狭くなっている一箇所を除けば、特に引っかかることなく、ちょうど良い感じに無理なく入ってくれる。
糸の硬さは、どちらかといえば柔らかい方。ある程度たわむので、力が入りすぎたときにも歯茎にやさしい。歯茎・歯肉の状態が良好なためか、使っていて血が出たり痛い思いをしたことはない。
糸の耐久性は、歯間全体を一周する1回限りの使い捨てなら余裕充分。比較的隙間が狭い部分に強めにギコギコ入れると、さすが一部切れるが、束ごと全部切れたりはしない。
ピックについて
後端のピック部分に関しては取り立てて思うところがない。
木製の爪楊枝に比べて先端付近がいくらか細いけれど強度はそれなりにある。歯間や歯と歯茎の際のカスを取ったりする分には問題なく使える。
一袋100本に1本くらい(?)の稀にだが、ピックの先端部分が曲がったり拉げていることがある。大袋にまとめて入れられている事と、構造上弱い部分でもあるので、開封後の保管時にもダメージを受けやすいのかも。衝撃や圧が掛からないように保管したい。
歯垢・食べカスの除去能力
歯垢・食べカスの除去能力は良いと思うが、他のデンタルフロスと比べて優れているかは分からない。
糸(繊維)の束にはそれなりの太さと柔らかさがあり、歯の側面に沿わせて糸を前後に動かすと歯垢や食べカスを絡め取ることができる。
歯の間に挟まった色んな”筋”の類も大抵サッと取ることができる。


歯に何か挟まったときの異物感を簡単に取れるのは単純に気持ちいいですね😁
コスパ
使用頻度は1日1回、寝る前の歯磨き時に使っている。値段からすると1日あたり3円弱で使える計算。
糸巻きからシャーと出して指に巻いて使うタイプのフロスは、1回あたりの使用量が約40cmだそう。50m入りだと125回分、100均の110円で計算すると1回あたり0.88円。
指巻タイプのフロスは、指を入れるために口を大きく開けなきゃいけないのが辛く、奥歯に使うのが難しかったため使わなくなった。この負担を1日約2円で埋められるなら、個人的には文句なし。
基本的には1回限りの使い捨てで繰り返しは使っていない(2~3回程度なら洗って使えるかも?)。たまに歯に何か挟まっているのに気付いて少しだけ使った場合は、糸を流水で洗って乾燥させ、寝る前に再利用することはある。
まとめ
『デンタルプロ フレッシュ フロスピック』は、使いやすくて低価格なのでお気に入りです。デンタルケアのレギュラーメンバーとして重宝しています。
安いものの品質は良いらしく、数年使っていてあからさまな不良品のようなものには当たっていません。
ハンドル付きのデンタルフロスは指巻タイプに比べて扱いが簡単で「楽」なのが特徴です。毎日の歯磨きは手抜きしちゃいけないけど「楽」しないと続かないので、この点は結構重要だと思っています。
使ったことがない方は試してみるのも良いかもしれません。個人的にはおすすめです!