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WordPress

【WordPress】Bing検索エンジン等に更新を素早く自動通知できるMicrosoft公式プラグイン『IndexNow Plugin』の使い方・設定方法

この記事では、WordPressプラグイン『IndexNow Plugin』の使い方・設定方法を画像付きで解説しています。

このプラグインで出来ること
  • サイトの更新を検索エンジン『Microsoft Bing、Naver、Seznam.cz、Yandex、Yep』に自動通知できる
  • 検索エンジンに新記事・更新記事を自動通知してクロールを促すことで検索結果への反映が早まる
  • インストールするだけで使える(難しい設定は不要)
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基本情報

「IndexNow」については以下。

IndexNow は、Web サイトの所有者が Web サイト上の最新のコンテンツ変更を検索エンジンにすぐに通知できる簡単なツールです。最も単純な形式として、IndexNow ではシンプルに ping を実行します。これにより、検索エンジンは URL およびそのコンテンツについて、追加、更新、または削除されたことを認識し、検索結果にそれらの変更をすばやく反映できるようになります。

検索エンジンではすべての URL を頻繁にクロールしないため、IndexNow を使用しないと、コンテンツが変更されたことを検索エンジンが発見するのに数日から数週間かかる可能性があります。IndexNow を使用すると、検索エンジンは「変更された URL」を即座に知ることができるため、URL のクロールの優先順位付けが容易になり、新しいコンテンツを発見するための有機的なクローリングが抑制されます。

IndexNow は、Attribution-ShareAlike Creative Commons License の使用条件の下で提供されており、Microsoft Bing、Naver、Seznam.cz、Yandex, Yepからサポートされています。

出典:Home | IndexNow.org

ざっくり要約すると、「IndexNowをサポートしている検索エンジンに、サイト更新時に自動でPingを送り、クロールを促進させてインデックスを早める仕組み」といった感じです。

IndexNow対応の検索エンジン
  • Microsoft Bing
    アメリカのソフトウェア企業『Microsoft』の検索エンジン
  • Naver
    韓国のポータルサイト『Naver』の検索エンジン
  • Seznam.cz
    チェコのポータルサイト『Seznam』の検索エンジン
  • Yandex
    ロシアのポータルサイト『Yandex』の検索エンジン
  • Yep
    シンガポールのソフトウェア企業『Ahrefs』の検索エンジン

WordPressでIndexNowの機能を利用するのに手っ取り早いのはプラグインの使用です。

IndexNowを使えるプラグインはいくつかあるようですが、当記事で取り上げている『IndexNow Plugin』はMicrosoft公式のプラグインです。

プラグイン名IndexNow Plugin
作者Microsoft Bing
バージョン1.0.3
最終更新:2024年4月21日
※2024年5月確認時点
有効インストール数100,000+
検証済みWP最新バージョン6.5.3
PHP バージョン5.6.2以降
備考無料

基本的な使い方

インストール

「WordPress管理画面」→「プラグイン」→「新規プラグインを追加」→「IndexNow Plugin」で検索。

IndexNow Pluginのインストール画面

設定画面へのアクセス

IndexNowのUI・設定画面は「WordPress管理画面」→「IndexNow」から開くことができます。

設定画面を開くと「Let’s Get Started!」と表示されているボタンをクリックします(これは初回のみ表示)。

WordPress管理画面のIndexNow Plugin

設定画面全体

バージョン1.0.3のプラグイン設定画面は下図のようになります。

IndexNow Pluginの設定画面
  • Indexnow Insights:Bing Webmaster ToolsのIndexNowページで詳細を確認できる
  • Manual URL submission:URLの手動送信機能
  • Automate URL submission:URLの自動送信機能
  • Sucessful submissions:過去48時間に送信成功したURL数
  • Failed submissions:過去48時間に送信失敗したURL数
  • URLs submitted:過去48時間に送信したURLの履歴

インストールした時点でURLの自動送信(Automate URL Submission)は有効(Enabled)なので、特にすることはないです。

URLの自動送信は、記事を新規投稿・更新した時点で即時実行されていました。履歴の部分から確認できます。

手動送信の方法

IndexNow Pluginは、WordPressサイトの「投稿」「固定ページ」その他の内容が更新されると、即時自動で更新したWebページのURLを送信してくれます。

基本的には手動送信を行う必要はありません。しかし、何らかの理由で自動送信に失敗したり、自動送信を無効にしている場合のために、手動送信機能もあります。

URLを指定して送信

URLを指定して手動送信するには、まずは設定画面の「Manual URL Submission(手動でのURL送信)」の項目にある「Submit URL(URL送信)」ボタンをクリック。

URL手動送信の設定

URLを入力できるダイアログが開くので、送信したいURLを入力して「Submit URL」をクリックします。

URL手動送信の設定

履歴からの再送信

URLの送信履歴の右端にある更新アイコンをクリックすることで再送信することもできます。

URL送信の成否と履歴の表示

設定関連

設定に関しては、自動送信の有効・無効切替くらいしかありません。

URL自動送信の設定方法

「Automate URL submission(URLの自動送信)」の三点リーダ(︙)にマウスオーバーして「Edit preference」をクリックします。

URLの自動送信状態

表示されたダイアログで「Enable(有効)」か「Disable(無効)」を選択してSaveボタンをクリックします。

URL自動送信の設定ウィンドウ

フロントエンドの更新日時を変更せずに投稿や固定ページを更新した場合でもURLはきちんと自動送信される。

IndexNowの結果を確認する方法

Bing Webmaster Tools(ビングウェブマスターツール)でIndexNowで送信されたURLの詳細情報を確認できます。

まずはBing Webmaster Toolsの「IndexNow」ページを開きます。

送信されたURLのリストの右端にある詳細部分のViewをクリックします。

Bing Webmaster Tools内のIndexNow送信リスト

サイドメニューが表示されて、クロールの状態、インデックスの状態、最初のインデックス時間などが表示されます。

Bing Webmaster Tools内のIndexNow結果の詳細表示

備考・おまけ

類似プラグイン

Bingサイトの「IndexNow | Bing Webmaster Tools」に掲載されているサードパーティのWordPressプラグイン。

Bing専用の公式プラグイン

Bing Webmaster Tools専用の『Bing URL Submissions Plugin』。

インストールして試してみたところ、機能はIndexNow Pluginとほぼ同じでした(送信先がBingのみってだけぽい)。UIも酷似していました。

機能が被っているようなので、IndexNowがあればインストールする必要性は低いのかも🤔❓

あとがき

『IndexNow Plugin』は、小難しい設定なく使える点が良かったです。

記事更新時にBing Webmaster ToolsでのURL送信を手動でやる必要がなくなるのは便利!

Microsoftの公式プラグインであることから保守の面で安心感がありますし、記事がBingなどの検索エンジンに素早くインデックスされることで盗作(パクリ)を防ぎやすくなるかと思います。

IndexNowは、インターネット検索シェアの大部分を握っているGoogle検索ではサポートされていませんが、基本的なSEOとしてインストールしておいて損のないプラグインかと思います。

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