
PC版『BioShock 2』(※RemasteredじゃないClassicの方)の設定とプレイ感想に関する備忘録。


Amazonプライム会員特典のPrime Gamingで無料配布していたのでプレイしてみました。
前作BioShockをプレイしたのは10年以上前で、基本的なストーリーなど忘れている部分も多かったですが楽しめました👍
設定関連


- OS:Windows 11 Pro、24H2
- GOG版
日本語化
PC版は、公式には日本語非対応。有志作成の日本語化ファイルでメニューや字幕の日本語化は可能。
日本語化方法は、ダウンロードした日本語化ファイルをBioShock2のインストールフォルダ内のSPフォルダにコピペ(上書き保存)するだけ。
明るさの調整ができない場合
グラフィック設定で明るさの調整ができない場合に関して。
ゲームの実行ファイル「BioShock2.exe」の「プロパティ > 互換性タブ > 設定 > 『全画面表示の最適化を無効にする』にチェックを入れる」で改善した。
クラッシュ対策
マシンガンを使う(発砲する)と、直後ではないが数分程度の後にゲームがエラーで強制終了してしまうバグの対処法。
後述の2種類の方法を試してみたところ強制終了しなくなった。どちらが有効だったのかは不明。
TextureStreamingMemoryLimitの変更
「%APPDATA%\Bioshock2Steam」内の「Bioshock2SP.ini」ファイルを開いて「TextureStreamingMemoryLimit」で検索。
「TextureStreamingMemoryLimit=512.000000」の512の部分を1024に変更(VRAMによっては2048でもいいらしい)。
DXVKを使う
DXVKをダウンロードして、x32フォルダーの「d3d10core.dll」と「dxgi.dll」を、BioShock2のインストールフォルダ「BioShock 2 > SP > Builds > Binaries」内にコピペ。
キー設定関連
FOVの変更
初期状態では視界がやけに狭いのでFOV設定を変更した。
FOVの変更は、「%APPDATA%\Bioshock2Steam」内の「User.ini」ファイルを書き換えることで任意のキーに割り当てることが可能。
下記の設定を「User.ini」ファイル内の「Default」内の任意のキーに追加すればOK。
- FOVの変更:SetFOV ◯◯
- 例:V=SetFOV 90
- SetFOVと数字の間に半角スペースを入れる
- FOVのリセット:ResetFOV
このFOV設定は武器のズームを使うとリセットされてしまうし、ズーム中にFOV設定を変更するとズーム機能が意味をなさなくなるので(ズームはFOVの変更で表現しているらしい)、Vキーに割り当てて適宜再調整していた。
個人的にはFOV90でちょうどよい感じだった。
参考:夜明け前の PC版BIOSHOCK 2 カスタマイズと日本語化
たかり屋の使い方
回収可能なアイテムの内容をシャッフル(再抽選)できるトニック「たかり屋」はRキーで使用できる。
どのキーで使えばいいのか中々わからなくて地味に困った😂
プレイ感想
難易度


難易度ノーマルでプレイ。リトルシスターは全て救助、主要キャラも全員生かした。
序盤は不慣れなのもあってかビッグダディ&シスター戦で結構死んだが、中盤以降に戦闘スタイルを確立してからは簡単になっていき、終盤は弾薬とお金も充分で余裕を持ってクリアできた。
「セキュリティ司令官2・3」のぶんぶん警備マシンに「装甲マシン+マシン強化+メカニック」などを組み合わせて強化。味方に誤射の心配がないホーネットを放てば、大抵は楽に戦えた。終盤のエレノア召喚を加えると更に強力だった。
敵のラッシュが予測できる場面では、トラップリベット、地雷、サイクロントラップ2・3にプラスミドを仕込むなどの罠が効いていた。スピアのトラップはブンブンが引っかかってしまうので使えなかった🤣


難易度ノーマルは総じて、雰囲気を楽しみながら適度な歯ごたえを楽しめるいい塩梅だったと思う。
FOVがデフォルトでは変更できないなど気になる点はあったが、アクションゲーム(FPS)としての操作性も総合的には悪くなかった。
雰囲気と物語


全体の雰囲気は前作と同様のSFホラーな感じで良かった。
怪物の巣窟と化した廃墟である海底都市ラプチャー(=各マップ)は、前作同様おどろおどろしくて気味が悪く怖かった。制圧済みのエリアでも敵がランダムに湧くという仕様のおかげで気を抜けない点もホラー的にはプラスだった。どっきり系の演出もちょくちょくあってビビらされた😱
ストーリーには前作ほどの面白さはなかったように思える。
前作をプレイ済みだと舞台となるラプチャーそのものに大きな謎がなく、冒険心や謎を解き明かしていく楽しみという成分は薄かった。プレイヤーキャラクターであるデルタ自身に関しても前作主人公のようなどんでん返しがなく薄味。
リトルシスターを救うか搾取するか、主要な登場キャラクターに対する対処(生かすか殺すかの選択肢)については、ステレオタイプな二者択一を迫られるだけなので面白さは希薄。
SFホラーなアクションゲーム・FPSゲームとしての雰囲気は充分楽しめたので、総合的には好印象。
記事中の画像の出典:BioShock 2 | ©2016 Take-Two Interactive Software, Inc. and its subsidiaries. Take-Two Interactive, BioShock, BioShock Infinite, 2K, Irrational Games