「静音ボタン、ワイヤレス、5ボタン、ポインタ速度切替(3段階)、ボタン機能のカスタマイズ、BlueLED」などの機能が付いていて、大体2000円前後で買えるUSB接続の無線マウス「M-BL21DBS」の使用感想&レビュー記事です。
商品概要
ELECOM(エレコム)「M-BL21DBS」は、「静音・5ボタン・BlueLED」が主な特徴となるUSB接続のワイヤレスマウス。2018年5月時点での価格は概ね2000円以下の価格帯となっている模様。
間に合わせで約1年前に購入した安い静音マウスの左ボタンがヘタって反応が鈍くなってきたため、Amazonにて2018年1月に1600円で購入。
主な仕様
- インターフェイス:USB、無線2.4GHz
- 対応機種:Windows、Macintosh、PlayStation
- 分解能 (感度/DPI):1000/1500/2000(切り替え可能)
- 電波到達距離:磁性体(鉄の机など)3m、非磁性体(木の机など)10m
- 読み取り方式:光学センサー(BlueLED)
- ボタン数:5個(左・右・ホイール・サイド×2)
- 電源(本体):単3形電池×1(アルカリ/マンガン/ニッケル水素)
- サイズ(本体):幅56.0×奥行き98.0×高さ34.3mm
- サイズ(レシーバー):幅18.0×奥行き13.1×高さ5.7mm
- 重量:本体約56g(※電池含まず)、レシーバー約2g
- 発売日:2014年9月上旬
- 保証期間:6ヶ月
- 付属品:動作確認用電池×1、マニュアル、保証書
- 参考:ELECOM 製品情報 – M-BL21DBSBK
動作時間(電池寿命)
動作時間は「約406日で1日8時間のパソコン操作中5%をマウス操作に割り当てた場合」、「連続動作235時間、連続待機416日」とのこと。
開封の儀
到着&外箱
注文から3日で到着!いつもどおりのAmazonで特に問題なし( ´∀`)bグッ!
商品パッケージ
パッケージはよく見かけるタイプ。素手で開けようとすると地味に苦戦するんだよなあ(;´∀`)
裏面の一部が保証書になっている。動作確認用の電池も付属。
セット内容・付属品
セット内容は、「本体、レシーバー、電池、マニュアル、保証書」の5点。
本体チェック
左右ボタン&ホイール
左右ボタンは中央部分が秒妙に凹んで湾曲したデザインで指を置きやすい。ホイールは、両サイドがメッキのプラスチック、中央部は滑り止めの凸凹が付いたゴム素材。
本体上面の中央部には感度切替用の「SPEED」ボタン(スイッチを押すと1000dpi→1500dpi→2000dpi→1000dpi…と切替)。速度切替時や電池残量が僅かになると、ボタンの近くになる赤色LEDランプが点いてお知らせしてくれる。
左側面&サイドボタン
本体は全体的に丸みをおびていて、左右対称の左利きでも使えるデザイン。ただ、左手だとサイドボタンが本体左側に配置されてるので使いにくいかも。
本体上面のボタン兼フタになっている部分は鏡面仕上げ。左右両側面の握り部分は、少し凹んでいて溝も掘られているため、握りやすくて滑りにくい。
後面
電池交換やレシーバーの収納は上蓋を外して行うタイプとなっていて、本体のおしりの方になるあるボタンを押すだけで簡単に付け外しが可能。
裏面
上下2箇所に横方向の足が付いている。電源のON/OFFボタンも裏面に配置。
内部
お尻のボタンを押して上蓋を押し上げると取り外せる。取り付けるときは押し込むだけなので簡単&メンテナンス性も良さげ。
レシーバーは電池ボックスの横に収納可。
レシーバ
USBポートに挿すレシーバーを取り付けた際の出っ張りは約1cm。角ばっているのもあって、ノートPCをバッグに入れる際には引っかかるかもしれないので外したほうが無難。
使用感
良いところ(・∀・)イイ!!
本体サイズは、「幅56.0×奥行き98.0×高さ34.3mm」のMサイズということで、割りと手の大きな自分でもかぶせ持ちがしやすくて動かしやすく、テーブルやマウスパッドでの滑りも良好。コンパクトサイズで軽いのもあって疲れにくいのも良し。
ボタンクリック音は、左右・ホイール・サイド共に静音マウスらしい「ヘコヘコ/ペコペコ」といった感じの音で「カチカチ」音がしなくて快適。もう音がうるさいマウスには戻れない!
各ボタンの打感は重くも軽くもなくて概ね標準的な印象だけど、ホイールの中ボタンだけは回転操作時の誤反応対策なのか比較的しっかりしている。軽く触れただけで誤反応したり、ボタンが重くて指が疲れることもないので総じて良い感じ(≧∇≦)b
マウスパッド上での使用では、光学センサーのトラッキング(認識・読み取り)は問題なくキビキビ反応する。
気になるところ(´ε`;)ウーン…
電池寿命が意外と短い点。使い方にも依るだろうし正確にも測っていないので微妙なところだが、1日平均3~4時間以上パソコンを使うスタイルだと1ヶ月~1ヶ月半くらいで電池交換となっていた。長時間使わないときは電源をオフにしていたが、やっぱり操作時の消費が大きいのかな?
また、マウスホイールは、ゆっくり回すと静音なのだけど素早く回すと普通の(静音でない)マウスと同じような感じで「カラカラ」的な音がするのも気になった。ホイールの回転速度に応じて音が大きくなる感じだなあ。
あと、自分の使用環境では問題なかったが、「光が完全に透過するガラス面や、完全にフラットな面上ではトラッキング能力が低下する(※メーカーページより)」らしいので、ちょっと注意しておいたほうがいいかも。
ユーティリティ
エレコムのマウスではお馴染みの「エレコム マウスアシスタント」というユーティリティーソフトで、ボタン設定・ポインタ速度・スクロール設定などの変更や、ジャスチャー機能の割当もできるので便利。
メーカーサイト:エレコム マウスアシスタント – ELECOM
まとめ
自分的満足度:★★★★☆
- 価格:★★★★★
2000円以下のお手頃な価格帯。 - 機能:★★★★☆
静音・5ボタン・カスタマイズも可。 - 操作性:★★★★☆
トラッキング・ボタンの打感も良好。 - 静音性:★★★★☆
ボタンは静音、ホイールは高速回転で普通音 - 電池寿命:★★☆☆☆
高頻度の使用だと1~2ヶ月くらい(?)で電池交換 - 耐久性:?????
約4ヶ月の使用では特に不具合なし
約4ヶ月使用した時点だと大きな不具合もなく概ね使いやすかったので「当たり」な感じでした(∩´∀`)∩ワーイ
使い方によってマイナスになりそうなポイントとしては、やはり電池の持ちがいまいちな点。自分はエネループを使用しているので1~2ヶ月に一度の電池交換自体は気にならないけれど、出張や旅行に持っていく場合は予備電池を用意しておきたいところか。
性能的に素早く精密な操作を必要とするゲーミングマウスには向かないだろうけど、一般的な利用には必要充分と思われるので、そこそこの価格でワイヤレス静音マウスを探している人にはおすすめできそうでした!
マウスは消耗品で1年もってくれれば御の字なので、特に左クリックとホイールが故障しないように大事に使っていこうと思います!