Panasonicのテレビドアホン子機で使う充電池「KX-FAN55」「BK-T409」の互換品を使用してみての感想・レビュー記事です。
自宅で使用しているテレビドアホン子機「VL-WD608」のバッテリー残量があっという間に無くなったり、親機との接続が数秒でブツリと途切れるようになったため、充電池の交換を試してみる事に!
調べてみると、例によってメーカー純正品の交換用充電池が割高だったので、物は試しということで互換品に手を出してみました。
基本情報
「KX-FAN55」は、パナソニック「どこでもドアホン」シリーズなどのワイヤレス子機で使用するメーカー純正の充電池。
「BK-T409」は「KX-FAN55」の同等品(代替品/後継品)で、こちらもメーカーはパナソニック(メーカー品で電池交換したい場合は、新しいこちらの方が良いと思われる)。
そして、今回購入したのは上記2種の互換品。楽天市場の「ROWA・JAPAN」で2020年1月購入時の価格はメール便送料無料で「748円(税込)」。
初期不良に3ヶ月の返品・返金保証が付いていて、パナソニックの正規メーカー品と比べると大体半額。ちょこっとだけバッテリー容量も大きくなっている模様。
- 電圧:2.4V
- 容量:800mAh
- KX-FAN55:650mAh
- BK-T409:700mAh
- 質量:32g
- セル生産:中国
梱包&アイテム確認
メール便で注文から3日で到着。緩衝材の”プチプチ”付き封筒で、裏面に返品時用の記入事項が印刷されていた。
封筒の中身は、ビニール袋に入れられた商品の電池パック一つ。
純正品との見た目を比較
形は純正品とほぼ同じ。
出っ張りの形もしっかり同じ様になっていて、本体の電池パックにもぴったり収まる。
側面一部分の色が若干違うだけで大きな違いはないようだった。
ちゃんと使える?
本体「VL-WD608」への装着は良好。電池ボックスにぴったりと収まり、蓋も普通に閉められて、ガタつきもなく、作りは悪くなかった。
電池を挿入するボックスの構造は、他の対応機器でも基本同じなので大丈夫だと思われる。
おそらく充電池の寿命でまともに使えなくなっていた「VL-WD608」は、互換品の充電池に交換することで見事に復活!
2週間くらい使ってみて、ドアホン通話、親機との接続など各種機能の正常動作を確認できた。
互換充電池の充電時間・持続時間については、正直ちょっと分かっていない。この「VL-WD608」は、電話機の子機としても使えるのだけど、うちではドアホンモニター子機としてしか使っていないので、長時間の通話でどのくらい持つかは未確認。
いちおう、モニターだけ10分くらい連続で表示して様子をみてみたけど、バッテリー残量表示はMAX状態で変化がなく、連続使用できる持続時間などはよく分からない。
使わない時は基本的に充電台に置いていて、ドアホン通話でも長時間は話さないため、バッテリーの持ち時間については評価対象外です。
ちなみに、配送されて取り付けた直後のバッテリー残量はMAX状態(表示)でした。
経過報告 ちゃんと使えました
使い始めてから約1年半が経過。
親機との接続、ドアホン通話、モニター機能など特に問題なく使えています。電池を変える前にあったような接続の失敗・不安定などの不具合も出ていません、良好!
用途は相変わらずドアホンモニターの子機としてのみで、電話機の子機としては未使用。基本的に充電台に置きっぱなしで運用しています。
使用頻度(呼び出し回数)は、ドアホン録画一覧の記録によると1週間に3~4回、約1年半で300回弱といったところ。
充電池の消耗に関わる要素は、通話やモニター表示の時間など色々あるでしょうから一概に言えませんが、1年半経った時点では特に問題なく使えています。
充電池の耐久性(充放電サイクル)に関するところですから、回数・時間の多い使い方では寿命が短くなるのだと思われます。
まとめ
純正品の半額くらいでドアホン子機が復活してくれたので良かったです!通常使用では特に問題なく使うことが出来ました。
ただ、消耗品の充電池ですから最終的な評価は「寿命」次第。そのため、暫定的な満足度「★3」といったところです。1年半くらい問題なく使えたので「★4」にしました。
純正品の半額程度であることを考えると、目安としては1年~2年くらい持ってくれれば、自分としては”当たり”な買い物になると思います。
この手の家電消耗品は純正品がやけに高いので慎重に選びながら互換品も活用しています。以前記事にしたブラウン電動歯ブラシの替えブラシもそれです。
サードパーティ製の安い互換品は「安かろう悪かろう」や「安物買いの銭失い」なんてパターンもあるので注意していますが、リーズナブルな良品に出会えた時は嬉しいです(≧∇≦)/
半年後~1年後くらいを目処に、この互換充電池がどんな状態になっているか記事を更新する予定です(既に一定期間使ってみた方がいたらどんな具合か教えてくれると助かります)。※追記しました。
純正品と比較してどちらが最終的に”お得”かは難しいところですが、バッテリー交換時にとりあえず安い値段で済ませたい場合には選択肢の一つになると思います。