2020年10月に投稿・更新した記事のご案内です。
読書感想
星を継ぐもの
1977年に出版されたSF長編小説の名作。
地球・宇宙を舞台に「5万年以上前に月で死んだ人間の謎を解く」、科学・技術成分のアイデアが特濃の名作ハードSFです。「名作」と言われるのにも納得の面白さでした。
ガッツリ濃い目のSFを読みたい、没頭したいってときにおすすめの一冊じゃないでしょうか。
法月綸太郎の功績
著者と同名の探偵作家「法月綸太郎」が登場する本格ミステリ短編集。初版は2002年、シリーズとしては9作目。
「推論を重ねて事件を解明する」という論理性に重点がおかれた本格推理小説として安定の面白さをもつ法月綸太郎シリーズ。
収録5作品のうち個人的に楽しめたのは前半3作品。ちょっと頭をひねりながら短編の推理小説を読む気分の時にはわりと良いかもしれません。
駆け出し探偵フランシス・ベアードの冒険
1906年に発表されたレジナルド・ライト・カウフマンの長編推理小説。古典作品ですわ。
舞台は19世紀末のニューヨーク。「ヘマして、泣いて、恋をして、毒づいて、事件を解決する」へっぽこ美女探偵フランシス・ベアードの冒険譚です。
主人公フランシス・ベアードが魅力的な作品でした。拳銃を握りしめてのアクション/サスペンスから、容疑者のイケメンに恋をしちゃったり、作中に登場する他女性キャラの事で毒舌を吐いたりする、”アメリカン”なお嬢さんが大活躍!
えげつない! 寄生生物
宿主をマインドコントロールして利用することに特化した寄生生物の解説本。
小さい生き物だと菌やウイルス、小さな虫たち。大きいのだと鳥・人間・木に寄生するえげつない奴らが登場します。
タイトルどおり「えげつない」方法で寄生する寄生生物と宿主の生態・関係が紹介されていて怖面白かったです。画像についてはイラスト化されているので見た目のグロさはありませんでした。
内容的には若干気色悪さがあるかもしれませんが、小中学生でも読みやすい文章・構成なので、生き物好きな子にも良いかも。
犯罪ホロスコープI 六人の女王の問題
著者と同名の探偵作家「法月綸太郎」が登場する本格ミステリ短編集。2008年に出版、収録作品は短編6つ、同シリーズとしては11作目。
黄道十二星座&ギリシャ神話に絡んだ事件に綸太郎が挑むんですけど、テーマに合わせるためにお話にちょっと無理があるような部分もあって、個人的に面白かったのは3/6作品でした。
科学的とはどういう意味か
森博嗣のエッセイ本、2011年に出版。「科学とはどんなものなのか(科学と非科学)」「科学的な思考から目を背けることの不利益・危険」等について述べられている。
脳への栄養、あるいは刺激として気に入っている森先生のエッセイ。本作は、他の森エッセイよりも徒然感は薄めで、啓蒙・警鐘のような性質が強い(東日本大震災関連の話もあるためか)。
例えば、津波を例にして「高さ10mの堤防があれば、高さ5mの津波が押し寄せても大丈夫。」等、科学的性質を理解せずに思考停止する危険性を指摘している。
商品レビュー
楽天市場で取り寄せたアメリカ産生ピーナッツのレビュー。収穫したものを乾燥しただけの無添加。
価格・品質・美味しさ・調理の手間などを総合すると☆4ってな感じで当たりなアイテムでした。
もっぱら電子レンジでのお手軽焙煎でそのまま食べました。甘みと香ばしさがしっかりしていて美味しかったです。そのうちリピート購入する予定。
ワードプレス関連
ゴミ箱内のアイテムが自動削除設定
ゴミ箱に入れた「投稿・固定ページ・コメント」が自動で削除されるまでの日数を変更するカスタマイズ。
デフォルトだと30日なので、ゴミ箱内に一時的に保存しておく期間の必要性に応じて、変更してみるのもいいかもしれませんね。
楽天商品リンクのアイテムコード手動取得
1ページに複数の商品が掲載されている商品詳細ページだと、Cocoon用のブックマークレットでエラーが出るので、ソースコードからのコピペ手順を備忘録記事にしました。