ブログモニターとしてBLUEDOTのポータブルDVDプレーヤー「BDP-1718」を一ヶ月弱使用してみてのレビュー/感想記事です。
BLUEDOT「BDP-1718」の概要
BLUEDOT「BDP-1718」は、2017年1月12日発売開始の長時間バッテリー搭載7インチポータブルDVDプレーヤー。
価格は、公式ストアにて「9,980円(税込、送料込)」で販売中。
音楽CDの再生やUSB/SDHCでのMP3/JPEG再生機能もあるが、基本的には一般的なDVDビデオなどの再生に重点をおいた、手軽さが売りの低価格帯の普及版シリーズ製品とのこと。
主な特長
- 7インチ115万画素の回転式液晶
- 約4時間の長時間バッテリー(省エネモードで約6時間)
- CPRM対応ディスクの再生に対応(録画したデジタル放送を再生可)
- 早見早聞(1.5倍速)、CMスキップに対応(27秒送り、10秒戻し)
- レジューム機能(再生位置を記憶して続きから再生可)
- USBやSDHCメモリーカードでMP3・JPEGなどのファイルを再生可能
仕様
- メーカー:BLUEDOT
- 型名:BDP-1718
- 画面サイズ:7インチワイド
- 画面画素数(水平×垂直):800×480×3(RGB)画素
- 外形寸法(幅×奥行×高さ):209×148×44mm(突起部含む)
- 本体質量:約800g(内蔵バッテリーを含む)
- 連続再生時間:約4時間(省エネモード30で約6時間)
- バッテリー充電時間:約3.5時間
- 電源:充電式バッテリー内蔵、ACアダプター(DC12V 1.5A、100~240V対応)
- 消費電力:15W以下
- 許容動作温度:5~35℃
- 入出力端子:ヘッドホン端子×1、AV出力×1、電源入力×1
- USB/メモリーカード:USB端子×1、メモリーカードスロット×1(SDHC:32GBまで、SDメモリー:2GBまで)
- 再生可能リージョンコード:2(日本国内)、ALL/0
- 対応メディア:DVD-R/W、DVD-R DL、DVD+R/RW、CD-R/RW、SDHC/SDメモリーカード、USBメモリー
- 保証:購入日から1年間の修理・交換保証(対象は本体・ACアダプターで、消耗品は除く)
開封&デザインチェック
梱包や製品のデザインを確認!
外箱
ブログモニター当選のお知らせから2~3日後に到着。外箱はBLUEDOTの製品によく見られるシンプルなダンボール。
本体&付属品
本体は、チューブタイプの緩衝材でガッチリ守られていて( ´∀`)bグッ!
その他に付属品として、ACアダプター、リモコン、オーディオ・ビデオケーブル、取扱説明書、保証書が同梱されている。
本体 表面・裏面
今回のモニター品は「BDP-1718W(ホワイト)」ということで、外側は白を基調としたデザイン。
裏面にはネジ穴(ビス穴)が1つ有り。試したことがないのでよく分からないが、車載時のアタッチメント固定とかで使えるのかな?
本体 右側面
インターフェース類は本体の右側面に集中。左側から「スライド式の電源スイッチ(ON/OFF)、SDカードスロット、USB端子、AV出力端子、ヘッドホン端子、電源入力端子」となっている。
本体 正面
本体の正面右側には「電源/充電ランプ」。電源ON時は緑、充電中は赤で点灯。
本体 内側
本体カバーを開いた内側に「ディスプレイ(液晶画面)、操作ボタン、スピーカー」、そして本体側には「DVDドライブ、操作ボタン」が配置されているスタンダードな作り。
基本的な使い方
DVD/CD、メモリーカード、ディスプレイの回転など、基本的な使い方について。
DVD/CD
電源は、ACアダプター(別売りのカーバッテリーアダプターも有り)か内蔵バッテリー。充電中でもACアダプタで使用可能。
CDやDVDの使い方は特に説明の必要もないだろうが、電源を入れて、本体右側の「開く」ボタンでディスクトレイカバーを開けてDVDをセット、後は再生ボタンを押せばOK!
USBメモリ&SDカード
USBメモリーとSDカードを装着したところ。SDカードは意外と浅くしか挿入できなかったが、ちゃんと認識していた。
ディスプレイの回転
ディスプレイは180度まで開くことができ、時計回りに180度回転させることも可能。
ディスプレイを反転させて折り畳むと、厚さ4.5cmくらいのすっきりしたスタイルでも使える(やや不安定だが、支え無しでも自立する)。
ディスプレイの回転・折り畳み機能は、車載・旅行・入院などスペースが限られやすいときにも使いやすい。
使用感
実際に使ってみた感じについて。
DVD(CD)再生
解像度800×480の液晶ディスプレイは、角度を自由に変えられて画質・発色もそこそこ良い感じ。内蔵のステレオスピーカーはポータブルDVDプレーヤーとしては悪くない音質で特に違和感などもなかった。
再生機能は、基本的なものに加えて「早見早聞(1.5倍再生)、低速再生(1/2、1/4、1/8、1/16)、CMスキップ(27秒送り、10秒戻し)、レジューム、ブックマーク(お気にいりの場面を簡単に呼び出せる)、ズーム(映像の拡大・縮小)、リピート(区間指定も可)」などもあって中々便利。
DVD再生時の動作音については、公式ページで「10cm離れた位置の騒音が41dB以下であることを確認」とあり、一定の静音性はありそうだが、本体の近くで使用するのもあってか、静かな室内での使用時や作品の静かなシーンなどでは、回転音・動作音が少し気になった。
メイン用途のDVD再生については、全体的に「読み込み・画質・音質(内蔵スピーカー)・操作」など、動作音のことを除けば良好な印象。バックライトを暗くすることで消費電力を抑える省エネモードでの長時間再生も(≧∇≦)b
CD/USBメモリ/SDカードでの音楽・画像鑑賞
音楽再生については、一般的な音楽CD、データCD/DVD/USBメモリ/SDカードのMP3ファイルで可能。MP3以外のファイル形式に対応していないのは少し残念。
また、データCD/DVD/USBメモリ/SDカードのJPEG画像ファイルを表示可能。スライドショー、ズーム、サムネイル表示、回転・反転などの操作に対応。
USBメモリやSDカードにJPEG画像ファイルとMP3の音楽ファイルを入れておくと、画像をスライドショーしながら音楽を聴けるので、上手く組み合わせると楽しめそう(*´∀`)
AV出力
HDMI接続には対応していないけれど、付属のオーディオ・ビデオコードでテレビに接続して再生も可能。テレビ接続時は、「BDP-1718」とテレビの両方で映像が表示される。
まとめ
普及版シリーズということで付加的な機能は少ないが、「DVD再生/バッテリー/携帯性」の3点はしっかりと押さえた作りになっていました。
DVD再生時の動作音については若干気になるかも。周囲の環境や再生内容にもよるのですが、静かな部屋でドラマや映画の静かな会話シーンなどを視聴している時にはちょっと気になりました(;´∀`)
あと気になったのは、イヤホン・ヘッドホンを使用したDVDビデオ再生時の最小音量が大きすぎて喧しかった点。ただ、これは使用したイヤホンの仕様とも関係ありそうだから何とも言えないところです。音量調節できるイヤホンを使うと良いかもしれませんね。
「BDP-1718」は「DVD再生・携帯性・バッテリー再生時間・低価格帯」が強みなので、しっかりとDVDを再生できる安くてシンプルなポーターブルDVDプレーヤーを探している人にはおすすめできそうでした!
その他、7型のシンプルなポータブルDVDプレーヤーなら「東芝 SD-P710S」も選択肢になると思います。
ポータブルDVDプレーヤーは、小さなボディでディスクを回しながら車に載せたりする関係上、割りとトラブルが発生しやすい部類のデジモノなので、個人的には信頼性の高いメーカー品が好みです。