Chromium系の国産ウェブブラウザ「Kinza」がver1.8.0になってPPAPI版のFlashPlayerを使えるようになったようなので試しにインストールしてみた。
Kinza version1.8.0 対応OS:Windows 8.1 / 8 / 7 / Vista
Kinzaの大雑把な特徴は「RSSリーダー」「スーパードラッグ」「マウスジェスチャー」が標準搭載されている点。日本で開発されているようでユーザーの要望を積極的に取り入れて開発しているみたい。
- KinzaのHP:Kinza | 日本橋生まれのエターナル青春系ブラウザ!
- ダウンロードページ:ダウンロード | 日本橋生まれのKinza エターナル青春系ブラウザ!
ダウンロードしてインストール開始。オプションをお好みで設定して「次へ」を押してしばらく待てばインストール完了。
起動時の初期画面は同じChromium系ブラウザのGoogleChromeと似たような感じで特に戸惑うこともなかった。
RSSリーダー
高機能らしいけども画像とかは取得はできない系のやつかな?フィード内の文字列検索は便利そう。
スーパードラッグ
選択したテキスト(画像)とマウスの動きを組み合わせて設定したアクションができる機能。テキストを範囲選択してドラッグアンドドロップしてコピーしたり検索したりできる。
アクション設定で内容を設定可能。マウスの動きは上下左右2段階までの組み合わせから選べた。上左下のように3段階以上動かすとキャンセルされるよう。おもしろいなあ。
マウスジェスチャー
右クリックを押しながらマウスを動かすことで設定したアクションを実行できる機能。
「ツールチップの表示」にチェックを入れておくと、マウス動作の軌道表示に加えて、その動きでどういうアクションになるのか表示されるので慣れないうちは役立ちそう。ブラウザのボタンとか押さなくても色々とできるようになったら便利かも。マウスだけでシャシャシャって操作するのはなんかカッコイイかも!?
こちらも設定から好みにカスタマイズ可能。
さらに「ホイールジェスチャー」と「ロッカージェスチャー」なる機能も。ホイールジェスチャーは、右クリック+ホイールの動きで設定したアクション。ロッカージェスチャーはマウスの左右ボタンどちらかを押しながら逆ボタンを押すことで設定したアクション。
PPAPI版Adobe Flash Playerのインストールと有効化
Adobe Flash Playerのインストール方法:使い方| Kinza 日本橋生まれのエターナル青春系ブラウザ!
公式サイトのヘルプを参考にダウンロード&インストール。インストールが完了したらKinzaを一旦閉じて再起動。アドレスバーに「kinza://plugins」と打ち込むか、[設定→詳細設定を表示→コンテンツの設定→プラグインを個別に無効にする]、からプラグインの設定画面を開き「Adobe Flash Player」の項にある「タイプ:NPAPI」を「無効にする」をクリックすればPPAPIのフラッシュが適用できる。
プラグインの設定画面が簡易表示だった場合は、画面右上あたりの「詳細」ボタンクリックで表示を切り替えられる。
PPAPI版のフラッシュプレイヤーで艦これをやってみたところGoogleChromeと似たような感じの軽快な動作で、結構いい感じだった。YouTubeとかも特に問題なく見れた。
Kinzaいいかもしれない
RSSリーダーはライブドワンゴリーダーのほうが個人的には好きな感じなので使わないと思うけど、マウスジェスチャーとスーパードラッグは慣れてしまえば、かなり使えるんじゃないかなあと思った。
後、先日記事にしたTabJumpも問題なく使えた。
全体的な使用感もGoogleChromeに似ているので移行したとしても、すんなりいけそう。ユーザーの要望を受けての開発も進んでいるようなので今後に期待したいウェブブラウザだなあ。