12坪~60坪に使える1000円前後の除草剤を試してみた感想・レビュー記事です。
鬱蒼とした雑草ジャングルが枯れていく様が気持ち良い除草剤でした(≧∇≦)b
アイリスオーヤマ「速効除草剤 SJS-4L」
除草剤には色々と種類があるらしいが、今回試した除草剤「速効除草剤 SJS-4L」は、「非選択性(雑草も作物も枯らす)」の非農耕地用で、「既に生えている雑草の葉や茎に散布することで枯らす」液状タイプのもの。
薄めずにそのまま雑草の葉や茎に撒くことで、3~7日後から枯れ始めるという速効性重視の除草剤。土に落ちた分は自然に分解されるそうで、直接かけない草木には影響が無く、狙ったところだけのポイント除草も可能とのこと。
2017年6月に楽天市場の「ショッピングランド でんでん」にて、送料無料の「税込780円」で2つ購入。
4Lタイプだと概ね1個あたり1000円前後の価格帯となっている模様。
商品チェック
商品の梱包・外観などを確認する開封の儀!
梱包
注文から1週間ちょいで到着。4L入りを2つ買ったので、大きめのダンボールでちょっぴり重い。
ダンボールを開けると、ビニール袋に入れられた大きな容器が2つ。
ボトル
ボトルは残量が分かりやすい半透明の取っ手付き。液は緑色で、特に粘り気などもない水っぽい感じ、強い臭いなども無かった。
ボトルの口
キャップを開けるとボトルの口がシャワーになっているので、このまま直接散布することが可能。
ラベル
4Lボトルだと40~200㎡(約12坪~60坪)に使えるとのこと。雑草の密度や種類などによって使える範囲に結構差が出ると思われる。
枯らしたい雑草のみを集中的に狙うことができ、約3~7日後から効果が現れ始めるらしい。
除草剤を直接掛けない草木に対しては影響が無く、土に落ちた薬剤は分解されるので心配ないとのこと。
注意事項
除草剤を使う上での基本的な注意事項です、気を付けて安全に使いましょう!
使用上の注意
使用上の注意点はざっくり5つ。安全に散布するための装備と天気予報に気をつけておけば、庭の雑草を退治する分には大して心配無さそう。
- 農作物に対しては使用できない非農耕地用の除草剤
- 雑草を刈った後に撒いても効果無し(葉や茎から成分が浸透するため)
- 散布後6時間以内に雨が降ると効果が劣る(薬剤成分が吸収される前に流れる)
- 目に入ったり皮膚に付かないように、ゴーグル・マスク・手袋・長袖の服を使用
- 水源地、養殖池などへの流入に注意
あと、液タイプの除草剤は、気温が高い炎天下に使用すると蒸発してしまい効果が薄れるみたいな情報も見かけたので、朝夕の涼しい時間帯にやるのが堅実かもしれない。
防護装備について
一般家庭でも使えるこの手の除草剤は、人やペットに対しては特段強い毒性を持たない。
ただし、目に入ったり、肌に付くのはよろしくないので、「ゴーグル・マスク・手袋・長袖の服」などを付けて安全に使用したい。
塩素系の漂白剤や洗浄剤を使って掃除する際と同じ様な装備があれば大体OKな感じですね。
レッツ除草&結果
実際に使ってみた感じと結果。
撒き方
ボトルの口がシャワーみたいになっているので、基本的にはボトルをそのまま持って雑草に撒いていけばOK!
背の高いものや、少し奥まったところに生えている雑草には、ボトルを振ってぶっ掛けたりもした(;´∀`)
散布の塩梅については、雑草の種類や密度にもよるのかもしれないが、概ね満遍なく除草剤が掛かっていれば、2度3度と念入りに撒く必要は無さそうだった。
ビフォーアフター1
ジャングル状態になっていた横庭の「散布前、散布3日後・7日後・30日後」の様子。
敷石が見えないくらいのジャングル状態だったが、散布3日後から葉が黄色くなり始め、7日後には茶色くなって枯れ始めていた。30日経った頃には、散布が甘かった端っこ部分を除くと概ね除草できていた。気持ち( ・∀・)イイ!!
葉の面積が横に大きい種類の雑草だと効果が分かりやすくて気持ち良いけれど、一部のしぶとい奴は枯れてる様に見えても中々朽ちないようなので、抜いてあげる必要がありそうだった。
ビフォーアフター2
多年生の雑草にはかなり頑固なものもあるらしく、散布の仕方が甘かった(?)のか、1ヶ月経っても完全には枯れていないのもあったなあ。
必要な除草剤の量は、雑草の生え方や散布の程度にもよると思うので難しいけれど、4Lボトルのラベルに表示されている最大値の60坪はちょっと厳しそうな印象だった。
噴霧器を使うと違うのかもしれないが、ボトルからの直接散布だと30~40坪くらいに思えた。
まとめ
初めて除草剤を使ってみましたが、価格・量・効果と三拍子揃っていて、しんどかったりお金の掛かる草取りが手軽にできて中々良い買い物でした!
速効性に関しては解釈次第なので何とも言えないところですが、ちゃんと枯れるまでには2~3週間くらいは掛かると見ておいた方が良いでしょう。
使用時の難点として、ボトルからの直接散布だと背の高い草に撒くのが大変でした。
高く長く伸びている草や、奥行きのある場所に手軽に効率よく散布したい場合は、噴霧器の使用も検討したいですね。
家庭用で使える小型で安価な噴霧器も色々とあるようなので、次の機会にでも試してみたいと思います!