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AndroidFirefox

まともに使える&便利なAndroid版Firefoxアドオン(拡張機能)のまとめ

大きな不具合なくまともに使うことができて便利だったAndroid版Firefoxアドオンをまとめた記事です。

当サイト管理人が実際に使ってみたものを、基本的な使い方や機能の簡単な説明を加えて紹介しています。

この記事で紹介しているアドオンの種類
  • 広告ブロック・プライバシー保護系
  • 普段使いをちょっと便利にするユーザー補助系
  • 機能を追加するツール系
  • Youtubeを便利にする系
  • 2023年12月頃からAndroid版Firefoxで使える拡張機能が大幅に増えました(それ以前は10数種類でした)。
  • 拡張機能の中にはAndroid版にインストールできるけどまともに動かないものもあります(PC版向けに作られていてスマホやタブレットではUIや操作に難がある等)。
  • 拡張機能のインストールは自己責任で(要求される権限・作成者・レビュー・ネット情報などを要確認)。
  • 参考(Mozilla公式ブログ記事):A new world of open extensions on Firefox for Android has arrived – Mozilla Add-ons Community Blog
環境メモ
どんぱっぱ
どんぱっぱ

2024年6月確認時点だと、Andorid版Firefox(通常版)で使える拡張機能は1000種類を超えていました🤩

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広告ブロック・プライバシー

uBlock Origin(広告ブロック)

定番の広告ブロッカー『uBlock Origin』。

広告のブロックだけでなく、JavaScriptやページ内の特定の要素の非表示なども可能です。

uBlock Originは、使える拡張機能が大幅に増える前から使えた推奨拡張機能だったこともあり、Android版でも問題なく動作します。

公式の使い方・ヘルプページ

ClearURLs(URLのトラッキング要素除去)

URLからトラッキング要素を自動削除できるアドオン『ClearURLs』。

リンクのURL末尾についているトラッキング要素(アクセス解析や広告リンクで用いられる「?」で始まるパラメーター)を自動で削除することができます。

リンクのアドレスにパラメーターを付けたくない場合、プライバシーを重視したい場合、アフィリエイトリンクを踏みたくない場合などに使えます。

ClearURLsの設定画面

基本的にはインストールしてそのまま使えます。詳細設定は「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「ClearURLs」→「設定」から。

Android版だとコンテキストメニューの「クリーンリンクをコピー」機能は使えないようでした。

ClearURLsが有効だとGoogleアカウントにログインできないことがあります。その他にも不具合がでた場合はClearURLsを無効にしてみてください。

ユーザー補助

Absolute Enable Right Click & Copy(右クリ禁止解除)

Webサイトの右クリック禁止を解除できるアドオン『Absolute Enable Right Click & Copy』。

Android版だとテキストや画像を長押しした際のコンテキストメニューを表示できるようになります。

Absolute Enable Right Click & Copyの設定画面

使い方は「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「Absolute Enable Right Click & Copy」→「Enable Copy」をチェックすればOK!

コンテキストメニューを使えないとテキストを選択して検索とかするときに困るので便利です。右クリ禁止は

新しいタブでリンクを開く(リンクの開き方変更)

リンクを開く際のタブの設定を変更できるアドオン『新しいタブでリンクを開く Open Link with New Tab』。

設定画面には「メニュー(︙)」→「拡張機能マネージャー」→「新しいタブでリンクを開く…」→「設定」からアクセスできます。

選択肢は下記3種類。チェックを入れることで機能するようになります。

『新しいタブでリンクを開く』の設定画面
  • webページの設定に従う(Firefox初期設定)
  • 異なるサイトへのリンクを(新しい)タブで開く
    • 異なるサイト=別ドメイン(サブドメインも含めて)
    • 同一ドメイン内のリンクは同じタブで開く
  • すべてのリンクを(新しい)タブで開く

Read Aloud(合成音声でテキスト読み上げ)

表示中のWebページのテキストを音声合成で読み上げることができるアドオン『Read Aloud: テキスト読み上げ音声リーダー(Read Aloud:A Text to Speech Voice Reader)』。

「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「Read Aloud…」で表示中のWebページを最初から読み上げ。テキストを範囲選択したうえで前述の操作をすると選択範囲だけを読み上げることもできます。

読み上げ画面

表示中のWebサイトを切り替えたり画面をオフにしたバックグラウンドでの読み上げに対応しているのが便利です。

Dark Reader(ダークモード)

Webサイトにダークテーマを適用できるアドオン『Dark Reader』。

サイト別にダークモードとライトモードを切り替えることができ、輝度・コントラスト・セピア・グレースケール・ダークモードの適用モードを任意で選択できます。

DarkReaderの設定画面

ダークモードに対応していないサイトを閲覧していて眩しく感じたりする場合にいいかもしれません。

TWP – Translate For Mobile(ページ&選択テキスト翻訳)

表示中のWebページをGoogle翻訳・Bing翻訳で翻訳できるアドオン『TWP – Translate For Mobile』。

スライドメニューに表示される「翻訳」をタップするとページ全体を翻訳してくれます。設定で特定の言語のページを自動で翻訳することも可能。

ページ全体の翻訳
ページ全体の翻訳

また、テキストを選択した状態の時に表示される翻訳ボタンを押すことで対象テキストのみ翻訳することもできます。

選択テキストの翻訳
選択テキストの翻訳

Search by Image(画像検索)

表示中のWebページの画像を指定してGoogle画像検索(Googleレンズ)Bing画像検索などを使えるアドオン『Search by Image』。

「画像検索使用時の画像のアップロードやURL入力の自動化」+「同時に複数の検索エンジンで画像検索できる」という機能です。

基本的な使い方は、「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「Search by Image」→「任意の検索エンジンを選択(タップ)」→「画像を選択(タップ)」すると画像検索が実行されます。

Search by Imageの画面
任意の検索エンジンを選択。右上にある「メニューボタン(︙)」→「Options」からも設定画面を開ける。
画像検索したい画像をタップすればOK。キャンセルしたい場合は「Select an Image」の左にあるバツ(×)ボタンをタップ。

「All Search Engines」を選択すると設定でチェックしている検索エンジン全てを使って画像検索が行われます。使用する検索エンジンの数が多い場合、タブが大量に開いて検索されるのでちょっと注意。

使用する検索エンジンを絞っておいて(例:Google画像検索とBing画像検索のみなど)、「All Search Engines」を使用すると、複数の検索エンジンによる画像検索が一発でできて効率いいです。

使用する検索エンジンは、「拡張機能マネージャー」→「Search by Image」→「設定」から選択・変更できます。

類似画像の確認、写真に写っている物を調べたり、画像内テキストの翻訳などに使えます。

ツール系

Save Screenshot(スクリーンショット)

表示しているWebサイトのスクリーンショットを取れるアドオン『Save Screenshot』。

使い方は、「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「Save Screenshot」から任意の保存形式とキャプチャ範囲を選択します。

Save Screenshotの実行画面

保存形式はPNGとJPEG(クリップボードへのコピーもあるらしいが表示されず)から指定。

キャプチャ範囲は「Full page(ページ全体)」「Viewport(現在のビューポート=表示している範囲のみ)」「Selection(選択した領域)」の3種類。

Selectionは範囲指定の方法が間違っているのか上手くキャプチャできなかったが、Full pageとViewportは機能する。

Tampermonkey(ユーザースクリプト)

WebサイトにオリジナルのJavaScriptを適用して表示や動作をカスタマイズできるユーザースクリプトマネージャー『Tampermonkey』。

Android版でも正常に動作するようですが、低スペックな端末(Fire HD 8 Plus 2020)だとダッシュボードのエディタが重くて使いにくかったです(入力から反映まで0.5秒~1秒くらい遅延する)。

Tamper Monkeyのエディタ画面

MobiDevTools(開発者ツール)

表示中のWebページのHTML、CSS、JavaScriptの状態などを確認できる開発者ツール(DevTool、デベロッパーツールとも)『MobiDevTools』。

「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「MobiDevTools」で下図のようなアドオン画面が開きます。

MobiDevToolsの表示

Webページの特定箇所を確認したい場合は、左上にあるボタン(四角+矢印のアイコン)をタップしてから対象要素をタップすることで表示できます。

歯車(ギア)のアイコンでアドオン画面の表示・非表示を切り替えることができます。

その他、主な機能は大体以下のようになっています。

Tampermonkeyでオリジナルのスクリプトを作る際の情報収集などにも使えます。

View Page Source(ソースコード表示)

表示中のWebページのソースコードを表示できるアドオン『View Page Source(ページのソースを表示)』。

名前そのままのシンプルな拡張機能です。

ソースコード表示

「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「ページのソースを表示」でソースコードを表示できます。

SingleFile(ページ保存)

表示中のWebページを単一のHTMLファイルとして保存(ダウンロード)できるアドオン『SingleFile』。

基本的な使い方は「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「SingleFile」をタップ。

拡張機能マネージャー(Firefoxの「設定」→「拡張機能」→「詳細設定」→「各拡張機能」→「設定」)から保存に関連する細かい設定を変更可能。

Single Fileのダウンロード表示

CopyTabTitleUrl(タブのタイトル・URLをコピー)

現在表示中のタブや全てのタブのタイトル・URLをコピーできるアドオン『CopyTabTitleUrl』。

初期状態で設定されているアクションは以下、

  • タイトルと URL をコピー
  • タイトルのみコピー
  • URLのみコピー
  • (プリセットしておいた)フォーマットをコピー(ハイパーリンクなど)

基本的な使い方は、「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「CopyTabTitleUrl」のメニューから任意の項目をタップするだけです。

全てのタブのタイトル・URLなどをコピーしたい場合は「all」をタップして選択状態にしてから、任意の項目をタップします。

CopyTabTitleUrlの実行画面
CopyTabTitleUrlの実行画面

「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「拡張機能マネージャー」→「CopyTabTitleUrl」→「設定」から各種設定ができます。

「Use Extended Mode」にチェックを入れることでフォーマットのカスタマイズが可能。

Android版ではコンテキストメニューからは使えなくて、「${text}」も機能しないようでした。

CopyTabTitleUrlの設定画面

使えない機能はありますが、タイトルとURLを素早くコピペできるだけでも結構便利です。

PC版でお世話になっているChrome拡張機能『Create Link』やFirefoxアドオン『Format Link』に近い使い方ができて👍

Offline QR Code Generator(QRコード作成)

開いているタブのURLや任意のテキストからQRコードを作成できるアドオン『Offline QR Code Generator』。オフラインでも動作します。

QRコードを作成したいタブ(Webページ)を開いた状態で、「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「Offline QR code」を開くとQRコードが作成されます。

Offline QR Code Generatorの画面

その他、画面下部のテキストエリアに任意のテキストを入力することで、自由にQRコードを作成することもできます。

Youtube用

Video Background Play Fix(Youtubeバックグラウンド再生)

YoutubeとVimeoの動画を、別タブ・バックグラウンド・画面オフでも再生できるようにするアドオン『Video Background Play Fix』。

特に設定はなくて、インストールするだけでそのまま使えます。

SoundFixer(Youtube音量調節)

Youtubeの音量を調節できるアドオン『SoundFixer』。

Youtubeの動画ページを表示した状態で「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「SoundFixer」から音量設定画面を表示できます。

SoundFixerの設定画面

Gainで音量、Panで左右の定位を変更可能。スライダーを動かすか、右側のボックスに数値を入力して設定します。

Gainで音量を大きくしすぎると音割れ(?)のような感じになってました。Gainを小さくすることで、最小音量を更に絞れるのが便利。

Youtube audio_only(音声のみ再生)

Youtubeを音声だけで再生できるアドオン『Youtube audio_only』。

動画をダウンロード・表示しないことで、CPU・GPU・通信容量・バッテリーの消費を抑えられます。

「メニュー(︙)」→「拡張機能」→「Youtube audio_only」をタップして機能のON/OFFを切り替えられます(アイコンが赤い状態だとON、グレーだとOFF)。

Youtube audio_onlyの表示

注意点は、ライブ配信や一部の動画では機能しないこと。

音だけ聞きたい際に便利なアドオンです👍

あとがき

Android版Firefoxで使える拡張機能は、UIや機能がスマホやタブレットに最適化されていないものもあるようです。

使い勝手に難があるものも割とあるみたいですけど、探してみると便利な拡張機能が他にもあるかもしれません。

他にも面白い&役立つ拡張機能を見つけたら記事に追加していこうと思います。

この「拡張機能がおすすめ!」みたいなものがあったら当記事のコメントで是非教えて下さい😉

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