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家電・デジもの

【レビュー】超音波猫よけ器『ガーデンバリア ミニ GDX-M』

4.5

設置したガーデンバリア ミニ

4.5

超音波で猫を遠ざけて糞害やイタズラを軽減することができる【変動超音波式ネコ被害軽減器】「ガーデンバリア ミニ GDX-M」を使用してみてのレビュー記事です。

自宅裏庭の一角に野良猫軍団のお気に入りポイントができてしまい、夜間の鳴き声やおしっこ被害が発生!対処に困ったので使用してみた超音波による猫よけ器が「ガーデンバリア」でした。

うちの場合では猫よけ効果があったようで、野良猫が居座らなくなり助かりました。

【最終更新:2021年7月】
「充電池&スペーサー」の使用、4年弱使ってみての経過報告などを追記しました。

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ガーデンバリアとは?

「ガーデンバリア」は、赤外線センサー(熱感知式)で動くものを感知すると、猫にとって不快な変動超音波を発し、設置エリアから猫を遠ざけるという猫避け機器。

人の耳には聴こえないが、猫が苦手とする変動超音波を発することで、猫に不快な場所だと学習させて近寄らないようにする仕組みとなっている。

本記事でレビューするアイテムは、感知範囲は狭いが手頃なミニタイプの「GDX-M」。カバーできる範囲などの違いにより3タイプある中で1番小さいものになる。

Amazonで2017年9月に購入した際の価格は「4,940円(送料込み)」だった。ネット通販だと概ね5000円前後の価格帯となっている模様。

基本仕様は、「感知範囲:約25㎡(距離:最大直進約6m、左右約90度、上下約20度)」、「電源:単2乾電池4つの電池式」。

製品仕様

  • 本体材質:ABS(三脚:POM)
  • サイズ:縦120mm、横100mm、高さ139mm
  • 本体重量:約380g(三脚含む)
  • 電源:単2形乾電池4本(アルカリ乾電池使用時、1日10回の動作で約4ヶ月の寿命)
  • 音声出力:約18~23KHz、約100dB
  • 防水:防滴構造で雨天設置可(台風・暴風雨・大雨時は収納推奨)
  • 付属品:設置用三脚、ゴム足×3(粘着シール付)、取扱説明書(保証書付)
  • 保証1:条件内なら購入後1年間の無償修理
  • 保証2:相談窓口サポート後も効果がない場合は、購入後6ヶ月以内なら返品可

梱包&アイテム確認

梱包、付属品などをチェックする開封の儀!

外箱

ガーデンバリアミニ 外箱 正面&右側 小

アマゾンで注文してから3日くらいでサクッと到着!外箱の左右や背面には、Q&Aや設置例、製品仕様などが載っていた。

ガーデンバリアミニ 外箱 裏側&左側 小

簡素な白黒の説明書よりも外箱のカラーで写真付きの説明の方が見やすかったりもするし、返品する際などにも備えて箱は一応キープしておくのが無難かも。

箱オープン

ガーデンバリアミニ 外箱オープン

上部から箱を開けると、最上部に説明書!箱の中で崩れないようにするためのプラスチックのパッケージ(型)が上下に一つずつだけの簡素な包装だった。

本体&付属品

ガーデンバリアミニ セット内容2

セット内容は、「本体、三脚、ゴム足、取扱い説明書」の4つ。

本体の外観・仕様

「ガーデンバリア ミニ GDX-M型」の本体外観・サイズ・電池ボックスなどをチェック!

上下前後左右

ガーデンバリアミニ 外観 小

本体正面の丸い穴と突起が「超音波スピーカー」、本体正面のお腹にある半円筒の白い部分が「赤外線センサー」、頭についてるポッチが動作表示の「LEDパイロットランプ」、おしりに付いている丸いのが捻ってON/OFFする回転式の「電源スイッチ」となっている。

芝生や砂地に設置する際に便利な三脚は、本体下面に2つある溝にスライドすることで着脱が可能。

電池ボックス

ガーデンバリアミニ 背面 電池パック

電池ボックスは本体背面にあって、単2乾電池4本を使用する。アルカリ乾電池の場合だと、1日10回の動作で約4ヶ月くらい電池が持つらしい。

防滴構造で少々の雨なら特に問題ないようだが、完全防水ではないので台風・暴風雨・大雨で倒れたり水没するおそれのある場合は収納してください、とのこと。

(追記)単3電池&スペーサーでも使用可能

ガーデンバリアミニとスペーサー入りの単3電池

単3エネループ4本+スペーサーで運用

ガーデンバリアミニの電池ボックス

スペーサーを使うと蓋が若干閉めにくい

使い始めてしばらくは単2アルカリ乾電池×4本を普通に使っていたのだけど、3~4ヶ月に1回のペースで単2アルカリ乾電池×4本を買い替えるコストが気になったので、途中から単3のエネループをスペーサーでサイズ変換して使用するようにした。

単3エネループは、いろいろな家電・デバイスで使用するために常備しているため、余っているものを活用(≧∇≦)/

  • 単2アルカリ乾電池
    容量(目安):6,000mAh
  • 単3エネループ(スタンダードモデル)
    容量:1,900mAh
  • 単3エネループ(大容量モデル)
    容量:2,500mAh

単3のエネループ4本で使う場合は、電池容量は単2アルカリ×4本のざっくり1/3くらい。1ヶ月に一回くらいの頻度で交換・再充電しながら運用中。

繰り返し使える充電池を使ったほうがコスパいいですね。ちなみに、動作はエネループでも問題ありませんでした。
スペーサーは100円ショップで買ったものも普通に使えました。スペーサーのサイズによっては蓋が閉まりにくくなる点に注意です。

本体のサイズ

ガーデンバリアミニ 三脚装着

本体サイズは「縦120mm、横100mm、高さ139mm」、三脚装着時は「縦130mm、横142mm、高さ217mm」。ミニサイズということだけあって、設置場所に困らなさそうなコンパクトデザイン( ´∀`)bグッ!

この記事を書きながら初めて気付いたけれど、これって猫を象ったデザインなんだなあ。上部のとんがりが猫耳で、スピーカーの横に突いてるのがヒゲか!

使い方について

ガーデンバリアミニ 庭に設置

裏庭の一角に2~3匹の猫のお気に入りポイントが出来てしまい、夜中の喧しい鳴き声だったり、おしっこ被害が出ていたので、その位置に向けてガーデンバリアを設置!

少し土が盛られて高くなっている花壇も含めた範囲に向けて設置したので、付属の三脚に加えてブロックも敷いて高さを調整したりもした。

電源を入れるとパイロットランプが「点灯」、スタンバイが完了すると待機中の「点滅」状態に移行し、センサーが目標を感知すると「チュッ」や「キュッ」みたいな音がして作動中の「点灯」状態となる。

防滴構造になっているので雨天でもそのまま設置で大丈夫。ただし、極端な大雨での水没や、台風で飛ばされたりするのには耐えられないので、そういう時は屋内に避難させるのが無難。

効果的な設置方法

ガーデンバリア 猫イラスト

「超音波の音圧(dB)は本体に近いほど強くなる(1mの距離で100dB、4mで88dBに減衰)」とのことで、なるべく被害ポイントに近い位置(大体4m以内くらい?)に設置すると効果的な模様。

また、猫の侵入口(通り道、通過点)に設置しても、通り過ぎる猫にはほんの数秒しか超音波が当たらず効果が期待できないため、猫のお気に入りポイント周辺に向けて設置することが重要となる。

ガーデンバリアは、猫にとって不快なノイズ(超音波)を出すことで近寄ったり居座らないように学習させる装置。猫を驚かせて追い払い、侵入をブロックする類のものではないため、速効性がない点に注意。

メーカー情報によると、効果が現れる(猫が学習する)のには約1~2週間はかかるとのこと(※個体により差がある)。

照射される超音波は、周波数と音圧をランダムに変動させることで、猫の「慣れ」を防止して効果が持続するのだそう。

猫にとって居心地の悪い場所にして居着かないようにするって感じですね。

注意事項

  • 障害物があるとその先はセンサーで感知不可
  • 効果が現れる目安は約1~2週間
  • ネコの個体差や環境により効果が見られない場合も
  • 人や車にもセンサーが反応するので内側に向けて設置
  • 飼い犬・飼い猫、小動物にストレスを与える場合がある
  • 人(主に子供や若者?)によっては超音波が聴こえる事もある

超音波の音は、「モスキート音」のように20代以下の若者や子供だと聞こえる事もあるらしいが、それ以上の年齢だと聞こえにくいらしい。

子供・若者・飼い犬がいるところで使用する際は、設置場所に注意したい。

追記:4年弱経過後の状態

4年弱経過後の本体正面

正面。汚れと色あせが目立つようになった

 

4年弱経過後の本体背面

背面。電池ボックス・蓋・スイッチは健在

購入・使用開始から3年10ヶ月くらいが経過した時点では、故障・不具合は特に起きていない。

使用方法は、強風・大雨などで極端に天気が悪い時以外は庭に置きっぱなしの屋外運用。月に1回くらいの頻度で電池交換している(スペーサーを用いて単3エネループ×4で使用)。

猫よけの効果もおそらく持続していると思われる。ガーデンバリアを買うきっかけになった、庭に猫が居座って鳴き声がうるさい騒音被害、おしっこや糞をされる被害も防ぐことが出来ている。近所では相変わらず野良猫を見かけるが、うちの庭には屯しなくなった。

自分のミス以外での故障・不具合は無し。電池交換の際に持ち上げた本体を地面に落としてしまい、付属品の三脚の一部(本体を留める出っ張りの片方)が折れた。実用上の問題はないのでそのまま使っている。

本体は日焼けの影響なのか大分色褪せました。
屋外に設置する

動画:動作チェック

まとめ

4.5

夜中の「ニャーニャー」や「フギャー」のような喧しい鳴き声がなくなったので随分助かりました。糞尿被害も防げて良い感じ!

「撃退」「退治」と表現するのは少し大げさな気もしますが、設置から1週間くらい経った頃には見事に常連となっていた猫達を見かけなくなり、その後も効果が続いているようなので大満足です。

とりあえず1ヶ月くらい使ってみた結果は良好でしたが、耐久性や電池の寿命などもあるので、しばらく様子を見ていきたいと思います!

1年半使い続けた2019年3月時点でも、野良猫は近寄ってこないので、うちの場合は効果があったようです。

設置から4年弱経過(2017年9月→2021年7月)。野良猫を遠ざける効果は継続中のようで、庭に居座ることを防げています。故障もなく正常に動いているようです。

効果については使用環境(猫の数、設置場所、その他諸々)の影響も大きいようです。一概には言えませんが、野良猫による騒音・糞害対策の一つとして有用だとは思います。

この手の超音波動物撃退器の中には価格が極端に安いものもあるようですが、Amazonや楽天の商品詳細・レビューなども見てみると、ちょっと”怪しいもの”もあるようです。

個人的には、その辺の”怪しいもの”ではなく、確かなメーカー品を選ぶのが賢明だと思います。

電池交換は少し手間ですが、効果があるようなので今後も設置を続ける予定です!

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