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Android

存在しているはずの音楽・動画・画像ファイルが表示されないときに!Androidアプリ『mediaReScan』の使い方・設定方法

mediaReScanのアプリ情報

この記事ではAndroidアプリ『mediaReScan』の使い方・設定方法について解説しています。

mediaReScanの主な機能
  • ファイルを認識するシステムの不具合・不整合を更新することで表示を正常化する
  • 内部・外部ストレージに存在しているがアプリやPCでは表示されない音楽・動画・画像ファイルを見えるようにする
  • 削除したはずなのにアプリやPCでは表示されてしまう音楽・動画・画像ファイルを見えないようにする
  • ディレクトリを指定した詳細検索、ファイル種類別の簡易検索機能で更新が可能
この記事の内容
  • mediaReScanの基本機能の説明
  • mediaReScanの基本的な使い方
  • mediaReScanの設定
どんぱっぱ
どんぱっぱ

ストレージ上は確かに存在しているファイルなのに、音楽・動画・画像を再生・閲覧するアプリ上ではなぜか表示されない🤔❓

というような問題を改善するアプリです。

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基本情報

『mediaReScan』はAndroid OSで使用できる基本無料のアプリです。

基本的な機能は、「音楽・動画・画像・ドキュメントファイルなどを認識するシステムの不具合・不整合を更新することで、アプリなどでの表示を正常化する」というもの。

機能の性質に小難しいところがあるので、ざっくり要約すると下記のようになります。

ざっくり要約
  • Android OSには端末やSDカードのストレージに存在する音楽・動画・画像ファイルなどの詳細情報をまとめる「メディアストレージ」と呼ばれる仕組みがある(一覧リスト・インデックス的な)
  • 音楽・動画・画像などを再生するアプリは、メディアストレージから各種ファイルやリストの情報を参照して表示している
  • メディアストレージのデータが何らかの理由で正常に更新されなかった場合、アプリやPC(USB接続したPCのエクスプローラー上など)でファイルの表示に不具合・不整合が生じる
  • ストレージには存在しているファイルなのにアプリ上では表示されなかったり、逆に削除したはずなのにリストに表示されてしまったりする
  • mediaReScanは、メディアストレージをスキャンしてデータを正しい情報に更新することで、上記のような不具合を改善する
  • 参考(アプリ作者さんによる解説記事):androidのメディアアプリで音楽、動画、写真が見つからないときに取り合えず試すこと – のらぬこの日常を描く

おおよそ以下のように考えておけばよいかと思います。

メディアストレージの情報を更新することでアプリでのファイルの認識を正常にする

破損したファイルやフォルダを復元・修復するアプリではない

アプリ名mediaReScan
(メディア リ スキャン)
バージョン1.0.86
(最終更新日:2023/02/23)
(確認日:2024/05/01)
提供元Hiroyuki Mizuhara
Android要件5.0以上
インストールサイズ約19MB(※端末による)
価格無料(広告あり)

基本的な使い方

mediaReScanには「簡易」と「詳細」、2つのモードがあります。

簡易モード

mediaReScanの簡易モード画面

簡易モードは、画面下部「簡易モード / 詳細モード」切替ボタンから開くことができます。

簡易モードでは、スキャンしたい種類のファイル「音楽」「画像」「動画」「ドキュメント」にチェックを入れて、「スキャン開始」をタップします。

途中でスキャンをやめたい場合は、「スキャン中断」ボタンをタップします。

メディアストレージの更新処理が完了した際のmediaReScan画面

スキャンが完了すると「メディアストレージの更新処理が完了しました」と表示されます。

ファイルが正常に表示されなかったアプリを実行して確認してみてください(すでに実行中の場合は一度終了させてから再度実行)。

広告について

バナー広告が、メイン画面下部の各種ボタン・設定の直上に表示されます。
また、スキャン中に全画面広告が表示されることもあるようです。

どんぱっぱ
どんぱっぱ

簡易モードは基本これだけ!簡単です👍

ファイルの数が多くてスキャンに時間がかかる場合は、スキャン対象とするファイルの種類を絞ることで短縮できます。

さらに細かくスキャンしたい場合は詳細モードを使用します。

詳細モード

mediaReScanの詳細モード画面
mediaReScanの詳細モードのディレクトリ選択画面

詳細モードは、画面下部「簡易モード / 詳細モード」切替ボタンから開くことができます。

画面上部の「(新規追加)」から、ディレクトリ選択画面に移動して、スキャン対象としたいディレクトリを選んでOKをタップします。

スキャンしたいディレクトリを追加し終えたら、「スキャン開始」ボタンをタップ。スキャンが始まります。

スキャンにかかる時間

簡易モードでのスキャンにかかる時間は、下記の条件で9~10秒くらいでした。

  • 画像:3668件、1.37GB
  • 動画:11件、1.42GB
  • 音声:81件、1.25GB
  • ドキュメント:390件、1.41GB
  • 端末:moto g50 5g
どんぱっぱ
どんぱっぱ

ファイル数が多い場合は、詳細検索で範囲を絞らないと数分以上かかるのかもしれません。

設定について

ファイルサイズチェックとメモリ使用量の設定

メイン画面下部にある「ファイルサイズチェックを省略」を有効にすると、スキャン時間がいくらか短縮されるようです。「無効:9~10秒」→「有効:7~8秒」に。

「メモリー使用量を抑える」を有効にすると、極端にスキャンが遅くなりました。「無効:9~10秒」→「有効:1分以上」に。

com.android.providers.mediaのアプリ情報

「メディアストレージ」ボタンをタップすると、Android12では「com.android.providers.media」のアプリ情報が開きました。

あとがき

メディアストレージの不具合は、私の環境ではPCからAndroid端末の内部・外部ストレージ(microSD)にファイルを転送した場合や、ネットからダウンロードしたファイルでたまに起きているようです。

はっきりとした再現性がなく、数ヶ月に一度程度(?)と頻度も低いため、いまいち掴みどころがないのですが、mediaReScanを使うと改善するので助かっています。

画像ファイル、音楽ファイル、動画ファイルなどを一覧表示する機能をもったアプリで、存在するはずのファイルが正常に表示されないときは、mediaReScanを試すと改善するかもしれません。

ファイルが正常に表示されない理由は、ファイルそのものが破損してる場合もあるため、仮に改善しなかったとしても、状況判断の絞り込みに役立つかと思います。

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