先日「FileZilla」をインストールしようとして表示されたセキュリティソフトの警告に触発され、スパイウェア対策ツール「SpywareBlaster」を試してみることにした。
SpywareBlaster Home ver5.0
悪意のあるActiveX、Cookie、不審なサイト等をウェブブラウザやシステムに登録して、スパイウェアやアドウェアの侵入を防いでくれるセキュリティツール、ということらしい。すでに侵入しているスパイウェアやアドウェアを駆除する機能は付いていない。
メジャーな「Internet Explorer」「Google Chrome」「Mozilla Firefox」に加えて、「Netscape」「Seamonkey」「Pale Moon」「K-Meleon」、その他にもIEエンジンを使用している各種ウェブブラウザに対応。
- 公式サイト:BrightFort
- 対応OS:Windows 2000, XP, Vista, 7, 8. (32/64-bit)
個人使用で使えるHome版はフリーソフト、オートアップデート機能を持つPro版は有料。
基本的な使い方
インストールは特に問題無く、すんなりと完了。ソフトが起動したら、UI左側メニューの「Updates」から最新のデータベースに更新。後は、QuickTasksの「Enable All Protection」をクリックすれば設定完了。
SpywareBlaster本体は2013年リリースのver5.0だったけど、最新情報を適用するための「データベース」は更新されている模様。2015年4月25日に更新して、2015年3月30日のデータベースが適用された。
プロテクションステータス
左側メニュー「Protection Status」から、「IE」「IEの制限付きサイト」「Firefox」「GoogleChrome」のブロックリスト設定等を見られる。
Firefoxの履歴削除の設定によっては競合?が発生するらしく「Fix」ボタンが出てた。サポートページによると[オプション]→[プライバシー]→[ Firefox終了時に履歴を消去する]内の、「サイトの設定」のチェックを外せば良いらしい。
英語ページを機械翻訳して見てみたけど、いまいち意味合いを掴めなくて合ってるのか謎。
・BrightFortサポートページ:Site Preferences Fix
ブロックリストを適用して”免疫化”すると、IEの制限付きサイトや、FirefoxのCookieフィルタに設定が適用されていた。GoogleChromeはどこ見ればいいか分からなかった(;´д`)トホホ…。
とりあえずやっておいて損はないかな
以前使ったことのあるアンチスパイウェアソフト「SpyBot」の免疫化と似た機能。これだけで完全にスパイウェア・アドウェアを防げるという物でもないだろうけど、対策の一環としては簡単にできて良いんじゃないかなあ、といったところ。
普段よく利用するサイトをFirefoxとGoogleChromeで一周りしてみると、ブラウザの起動や処理速度、その他の不具合も特に見当たらず、大丈夫だった。使い方がシンプルで分かりやすく、非常駐型ソフトで負荷も気にならず中々良い感じでした。