Firefoxにテキスト・ページ全体・リンク先などの翻訳表示機能を加えるシンプルなアドオン「Simple Translate」。
アドオン概要
「Simple Translate」 ver1.6.0
「Simple Translate」は、Firefoxにテキストの翻訳機能を追加する拡張機能。選択範囲テキストのポップアップ翻訳表示や、右クリックのコンテキストメニューからの「ページ全体/選択範囲/リンク先」翻訳、ツールバーでのリアルタイム翻訳を使用できるようになる。
翻訳には「Google翻訳」が使われていて、ページ全体を翻訳をする際は別タブ(ウィンドウ)でGoogle翻訳のページが開く。
主な機能
- 選択範囲テキストの翻訳をポップアップ表示
- コンテキストメニューで「ページ全体/選択範囲/リンク先」を翻訳
- ツールバーのパネルでリアルタイム翻訳
- 設定で各種機能の調整やON/OFFが可能
関連リンク
- インストール:Simple Translate ? Firefox 向けアドオン
- 開発者:sienori のユーザー情報 :: Firefox 向けアドオン
- GitHub:GitHub – sienori/simple-translate
使い方
テキスト翻訳
ウェブページ上のテキストを選択すると表示される「翻訳ボタン」をクリックすると…、
ページ上にポップアップしたパネル(ウィンドウ)内に翻訳が表示される。空白部分などをクリックすれば、翻訳ボタンや翻訳パネルを閉じることができる。
翻訳ボタンは設定により、大きさを変えたり、必要がない場合(日本語のテキストを選択した場合など)には表示しないようにしたり、そもそも表示しない事も可能(コンテキストメニューを使えば代用可)。
ポップアップする翻訳パネルは、「幅・高さ・フォントサイズ・背景色」などをカスタマイズできる。
コンテキストメニュー
右クリックで表示される「コンテキストメニュー」に、「ページ全体を翻訳/選択したテキストを翻訳/選択したリンクを翻訳」が追加される。
ページ全体とリンク先の翻訳だと「Google翻訳」のページが開き、テキスト翻訳だと上記した翻訳パネルが表示される。このコンテキストメニューの項目も設定により表示/非表示を選択可能。
リアルタイム翻訳
ツールバーのアイコンを左クリックすると翻訳パネルが表示され、入力したテキストがリアルタイムで翻訳される。
歯車アイコンから設定画面を開いたり、ページ全体翻訳へのリンクが表示されたりもする。不要な場合はツールバーアイコンの右クリックから非表示にすることも可。
設定
機能設定
全般として「翻訳先の言語」の選択、「翻訳候補」の表示。Webページ関連で、テキスト選択時のボタン表示と、翻訳不要時の非表示設定、コンテキストメニューの項目表示。
ツールバーポップアップで「自動的に第二言語に切り替える」にチェックを入れておくと、リアルタイム翻訳でデフォルトの翻訳先言語が同じ場合は設定しておいた第二言語に翻訳される。
つまり「デフォルト:日本語、第二言語:英語」にしておくと、リアルタイム翻訳で「英和」と「和英」の翻訳ができるようになる。
スタイル設定
翻訳ボタンのサイズと表示位置(右上、右下、左上、左下)、ウェブページ上に表示される翻訳パネルの「幅・高さ・フォントサイズ・背景色」をカスタマイズできる。
初期状態のFirefoxにはGoogleChromeのようにコンテキストメニューにページ翻訳の項目がないため、翻訳表示アドオンを入れておくと、海外サイトを覗く際などにちょっぴり便利です!
「Simple Translate」は、機能や使い方がシンプルで設定もしやすく、アドオン(拡張機能)関連の仕様が大きく変更された「Firefox57」以降のバージョンでもちゃんと使えるので( ´∀`)bグッ!
ブログを編集する際に邪魔なことがあるので翻訳ボタンは非表示で使っていますが、翻訳ボタンを表示しない例外ページ設定機能など、今後の更新に期待したいところです!