粉末タイプのポカリ『ポカリスエット パウダー』を購入して飲んでみてのレビュー・感想・紹介記事です。
猛暑や体調不良などもあって水分や電解質の効率的な補給が必要となったため、粉末タイプのポカリを初めて利用しました。
基本情報
『ポカリスエット パウダー』は、大塚製薬が製造する粉末清涼飲料。水で溶かして作る粉末タイプのポカリスエット。
ポカリスエットは、大量の発汗などで体から水分や電解質(イオン)が失われた際の補給に適したイオン飲料(スポーツドリンク)。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、糖質などが含まれている。
栄養成分(内容物7.1g、溶解時100mlあたり) | |
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エネルギー | 28kcal |
タンパク質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 7g |
食塩相当量 | 0.12g |
カリウム | 21mg |
カルシウム | 2mg |
マグネシウム | 0.6mg |
電解質濃度(規定液量溶解時) | |
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陽イオン(mEq/L) | Na+ 21/K+ 5/Ca2+ 1/Mg2+ 0.5 |
陰イオン(mEq/L) | Cl- 16/citrate3- 10/lactate- 1 |
パッケージは、740g(10L用)の大袋入りと、74g(1L用)小袋入りの2種類。
2023年9月時点でのおおよその価格は、大袋入りが「500~700円(1Lあたり50~70円)」、小袋入りが1袋が「100~120円(=1Lあたり)」。
740gの大袋入りを購入しました。
大袋入りの価格は、10袋のまとめ買いセットだと2割引くらいになっていました。
包装・外観
10L用の740g入りは、アルミパックの大袋。
大きさは、「(約)幅7.5cm、高さ10cm、奥行き14cm」。
パッケージの裏面に作り方や栄養成分、原材料などが載っている。作り方は、一度に10Lを作るダイナミックな説明!
賞味期限は裏面下部に記載されている。賞味期限の設定は製造日より19ヶ月。
開封は、袋上部にある切り込みの入った開け口から。
袋には開封後に密閉が可能なチャック(ファスナー)は付いていない。
10L分のポカリとして考えるとコンパクトです。
収納に困らないのは嬉しいところ😀
粉末
粉末は真っ白でサラサラ。
粉の粒子はそこそこ粗い。原材料に最も多く含まれる砂糖のそれな感じ。
開封時を含めて、特に強いニオイはありませんでした(気づかなかっただけかも)。
作り方
規定量は、水100mlあたりポカリ粉末7.4g。
粉末はわりと溶けやすいようだった。夏場(室温30度前後)の水道水だと、5~10秒くらいかき混ぜると粒子が分からなくなるレベルで溶けていた。
作り方や保存に関して、パッケージ裏面に「粉末を溶かしたり保存する場合、金属以外の容器を使う」旨の注意が書かれている。
これは、酸性の飲み物であるポカリ(pH3.5の弱酸性)で、金属容器の錆や傷から金属イオンが溶け出して中毒を起こす可能性があるため。公式サイトにも記載されている。
味と香り
味と香りは、飲み慣れたポカリスエットそのものだった。
ペットボトルに入っているものとの違いは分からなかった。いつものポカリって感じ。
ポカリの味が好きです。おいしい🤩
私の場合、ポカリはスポーツドリンクというより体調不良時の水分補給のイメージです。体の調子が悪くてまともに食べられない時に口にするポカリがおいしいのは地味に救いです。
使い勝手
740g入りの大袋は、一度に全部使ってしまわない場合は、口が広くて浅めの容器などに移したほうが使いやすい。
数百mlずつ作るような場合だと、袋の構造上、長めのさじがないと粉末を掬いにくかった。また、クリップなどでの袋の開け締めも地味に手間。
パッケージの裏面にも記載されているが、吸湿しやすいので注意が必要だった。
開封から20日後くらいには、密閉容器に移していても吸湿してダマになっていた。でも、溶けやすさや味には特に変化を感じなかった。
コスパ
ポカリパウダーはコスパが良い。
1Lあたりの値段は「大袋入り:50~70円、小袋入り:100~120円」。
ペットボトル入りのポカリや、その他の低価格なスポーツドリンクと比べても安い!
水と容器が必要で、溶かす手間もありますが安いです👍
安さを突き詰めると「砂糖+塩+α」の手作りになるでしょう。ただ、素材を揃えて成分を調整するなどの総合的な手間も考慮すると、ポカリパウダーの手軽さは魅力でした。
まとめ
ポカリパウダー、良かったです。
必要な時に水で溶かすだけで手軽に安くポカリを作れるのは便利でした。
安さ重視なら大袋入り、使い勝手を取るなら小袋入りが良さそうです。