
マスク着用時のメガネの曇りを軽減してくれる鼻パッド『フィッティ プラス+ ノーズパッド』のレビュー・感想・紹介記事です。
マスクを着けた状態でメガネを掛ける際のお助けアイテム!顔とマスクの間にスポンジ素材の鼻パッドを挟み込むことで、息が漏れるのを防いでレンズの曇りを減らしてくれます。


しっかりフィットしている場合は「ほぼ曇らなくなる」と言っていいくらいの効果だと思います!
商品概要


玉川衛材『フィッティ プラス+ ノーズパッド』は、メガネの曇りを軽減してくれる不織布マスク専用の鼻パッド。
マスクを付けた際にメガネが結露して曇る原因であるマスクと顔の隙間から漏れる呼気を、ノーズパッドのスポンジで埋めることで防いで、曇りを軽減してくれる。
いつもの不織布マスクにくっつけるだけでメガネの曇りを簡単に軽減できるのが便利。また、貼り付け方法に面ファスナー(マジックテープ的なアレ)を採用しているため、繰り返し使うことができる点も特徴。
本品は不織布マスク専用となっていて、布製・ウレタン素材のマスクには使用できない。
メーカー | 玉川衛材 |
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商品名 | フィッティ プラス+ ノーズパッド |
容量 | 2個入り |
パッドサイズ(約) | 横幅140mm、縦幅13mm、厚み9mm |
適用マスクサイズ | ふつう・やや小さめ(男女兼用) |
メーカー希望小売価格 | 税込330円 |
2021年7月時点のネット通販での実売価格は「税込200円~300円」あたり。まとめ買いだと1個あたり200円を切るセットもある模様。


100%防げるわけではないですけど、メガネがめっちゃ曇りにくくなる便利アイテムで気に入ってます😀
コロナ禍で2020年は品薄&値上がりしていましたが、2021年になってからは供給が復活したようです。
アイテムチェック
包装
包装は縦長のヘッダー袋。
中にはノーズパッド2個がトレイに収められている。
ノーズパッド本体
ノーズパッドのスポンジ面は、中央部分が凹んでいて鼻にフィットするようになっている。スポンジはふわふわで柔らかい。
ファスナーは、スポンジの裏面(平面)に粘着剤で取り付けられている。
使い方
使い方はシンプルで、マスクのノーズフィット(鼻に当たるところ)の部分にファスナー面を当てるだけ。
これで面ファスナーの接着効果によりペタっとくっつく。


外すときは端のあたりをつまんで引っ張るだけ。面ファスナーの接着力は、強すぎず弱すぎず調度いい。
自分が使用したことのある不織布マスクでは耳掛けゴムでの通常装着でノーズパッドが外れたりずれたりすることはなかった。
後頭部や首の部分で耳掛けゴムを留めるタイプの耳痛防止用マスクバンドやストラップの場合でも、特に外れたりずれたりは無し。ただ、マスクバンドをノーズパッドに対して斜め方向に角度が付きすぎる形で使用すると、スポンジの形が圧で歪んで癖が付きやすいようだった。


プリーツ型のマスクなら大抵の場合は問題なく装着できると思います。
立体型のマスクだと貼り付ける位置の構造によっては装着やフィット感に難があるかもしれません。
使用感

曇りの軽減効果
最重要項目、メガネレンズの曇り軽減効果には大満足!本当に曇らない!
プリーツ型のマスクで計4ヶ月以上は使ったと思われるが、特に曇りやすい冬場でもばっちり効果を発揮してくれた。
マスクと顔の間をスポンジでしっかり埋めることが出来ていれば、上側から呼気が漏れなくなるため、メガネが曇らなくなる道理。
自分の場合は、深め・強めに息を吐いた場合でもほぼほぼ曇らない感じだった。なるべく隙間ができないように位置を調整するのがコツなのかもしれない。
しかし、顔・鼻の形による相性はあると思う。人によっては上手く隙間を埋められないのかもしれない。
感触・肌触り
フィット感は良好、特に違和感なく使用できている。
スポンジの肌触りはふかふか柔らかいので、むしろマスクのノーズフィットが直に触れるよりも摩擦的には快適と言えるくらい。
マスクを長時間つけた際に感じやすい「蒸れ」に関しては多少悪化する。マスク上側の隙間を塞いで空気の流れを遮断するため通気性は悪くなる。
新しいものでも装着時にこれといった臭いなどは感じなかった。
使いやすさ
「使い方」の項で少し前述したけれど、マスクへの着脱は簡単でGood!
装着した状態での安定性も良好。貼り付けたノーズパッドは安定して固定されるが、剥がすときは無理なく外せるので良い感じ。
ただ、面ファスナーの寿命もあると思われるので、繰り返し使っているうちに接着力が弱くなってきたら取り替え時なのだと思われる。
欠点
メガネが曇らなくなるのは本当に助かるのだけど、走るなど息が荒くなるような運動をすると、少し息苦しくなる点がマイナス。マスクがへこんでペコペコしやすくもなる。
ノーズパッドを付ける前まではマスクの上側から漏れていた空気の流れがせき止められるため、当然といえば当然か。
立ったり座ったり歩いたり話したり、日常の動作では特に息苦しさは感じないが、まともに走ったりする運動の類には向かないと思うので注意かも。
耐久性について
耐久性(使用可能な回数・期間)は、1日8時間くらいの使用だと個人的評価としては約1~2ヶ月(30~60回)といったところ。使い方や条件により様々だと思うが、「性能と衛生」両面のバランスを考えると長くて2ヶ月(60日)程度だと思う。
一番傷みやすいのは肌に触れて圧も掛かるスポンジ部分。使い込んでいくとスポンジの弾力が失われてきて”ふにゃ”っとヘタれて形も歪む。マスクと顔の隙間を埋められなくなったらアウト。キッチン用スポンジを始めとするスポンジ系アイテム全般の経過と似ている。
次に弱りやすいのがスポンジと面ファスナーを固定している粘着剤。マスクから外す際に多少は引っ張らないといけないので、繰り返し使用するうちに力が掛かりやすい端っこの接着が弱くなり剥がれる。まあこれは自分で糊付けして修理すればいいかも。
面ファスナーは、着脱回数100回以上(「着+脱」でカウント1回)でも接着力の大きな低下はないようだった。ただ、スポンジがよれよれになるのに合わせて面ファスナーも少し歪む(凸凹)ようだった。
パッケージの説明書きによると、洗濯はスポンジとファスナーの粘着剤が剥がれる可能性があるらしく不可とのこと。手入れは使用後に軽く拭いてあげるくらいに留めていたが、Amazonのレビューをみると使用後に洗っている人もいる模様。化粧とかクリームの付着が気になるケースもあるのかしら。


製品の耐久性とは違う話ですが、「紛失」にも少し注意しておきたいです。ノーズパッドを取り外すのを忘れて、マスクごと捨ててしまったことがあります😅
まとめ
『フィッティ プラス+ ノーズパッド』は、個人的には効果抜群で”当たり”なアイテムでした。メガネが曇らなくなるのは本当に助かります。
顔の形との相性もあると思うので万人に効果があるとは言えないでしょうが、上手くフィットするならメガネを使う人にはとても便利なアイテムだと思います。
マスクを付けた際の呼気によるメガネの曇り対策は色々ありますけど、効果・価格・使いやすさのバランスが取れている点も良かったです。
メガネを掛ける人は、レンズの曇り対策の一つとして試してみるのも良いかもしれません。