艦これ2019夏イベント『欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」』を終えての感想記事です。
今イベントも無事に全海域の甲攻略&新艦娘コンプリートに成功。参加した提督の皆さんお疲れ様でした!
イベント概要
- 開催期間:2019年8月30日(金)~9月30日(月)午前11時
- 後段作戦(E3)開放:9月4日(水)夜
- 作戦海域:3海域
- 通常艦隊マップ×1、連合艦隊マップ×1、通常/連合複合マップ×1
- 総ゲージ×5(戦力ゲージ×5)
- 識別札:3種類
- 新艦娘:4隻
全3海域の小規模イベントながら開催期間は1ヶ月と長かったですなあ。
作戦海域について
E1『ブレスト防衛作戦』
E1は、イベントマップ恒例の”肩慣らし”海域といった感じで、甲でも難易度は控えめだった。ただ、イベント開始直後は「リシュリュー」など欧米艦を投入してしまっていいのかという戦略的な難しさがあった。
レア艦に関しては、ボスマスドロップで新艦娘「御蔵」、レア海外艦ドロップ「リシュリュー、コマンダン・テスト、U-511」などを狙えるようになっていた。
今回のイベントでも全海域通してまるゆドロップが無く、海防艦もいまひとつ掘りにくかったので旨みはいまいち。
E2『ジブラルタルを越えて』
E2は、E3開放前・友軍艦隊追加前の攻略だと、投入戦力の選択など戦略・戦術共に難易度が高い印象だった。第一ゲージ攻略が対地戦闘となっていたので、E3も合わせての対地要員の割り振りが味噌に。
友軍艦隊実装前の攻略に挑戦して何とかクリアできたけど、情報・友軍が縛られた状態だと割に合わないので、小手調べ程度にアタックを掛けていた。
第二ボスマスが新艦娘「グレカーレ」の主な掘りポイントになっていたが、ゲージ破壊後も周回コストやボスS勝利安定が難しくて難儀した。
「ウォースパイト、アーク・ロイヤル、ザラ、ポーラ」などを掘ることもできたが、複数所持済みだと掘り周回は割に合わない感じで塩っぱかった。ただ、かさ増しの余計なギミックが無かったのは良い感じ!
E3『発動!「シングル作戦」』
最終海域E3で一番印象に残っているのは「とにかくギミック解除が面倒くさい!」だった。最後の装甲破砕ギミックは友軍艦隊実装後だと必要性があまり高くなかったとはいえ、それ以外だけでも手間暇MAX!
第一・第二ボス戦は共に対地戦闘が肝になっていた。しかし、特効艦・特効装備が強力で大味バランスだったため、戦術的な面白さはボス戦というより道中戦闘にあったような気がした。
新システム「緊急泊地修理」を積極的に活かせるような作りにはなっていなかったので、自分の場合は特に使用機会はなかった。
新艦娘について
- 海防艦「御蔵」
- 伊軽巡「L.d.S.D.d.Abruzzi(アブルッツィ)」
- 伊駆逐「Grecale(グレカーレ)」
- 英駆逐「Janus(ジェーナス)」
新艦娘は4隻実装。戦力的には4スロ軽巡の「アブルッツィ」、改改装で無条件の自動先制対潜が可能な「ジェーナス」が期待できそう。
「御蔵」は改改装で「二式12cm迫撃砲改」。「ジェーナス」は改で「対潜+13」のソナー「Type144/147 ASDIC」を持ってきてくれるので嬉しい!
新装備について
- ロケット局戦「試製 秋水」
- ロケット局戦「Me163B」
- ロケット局戦「秋水」
- 艦戦「Fw190 A-5改(熟練)」
- 局戦「Fw190 D-9」
- 上陸用舟艇「M4A1 DD」
海域突破の報酬で新装備が6つ本実装。ジェーナス改のソナー「Type144/147 ASDIC」も含めれば7つ。
ラインナップは、ロケット局戦3種、フォッケウルフ2種、シャーマン戦車。「M4A1 DD」は、士魂部隊「特大発動艇+戦車第11連隊」に近い感じで運用できる対地装備ぽいので、今後もちょくちょく出番があるかも!
友軍艦隊について
- 友軍艦隊の追加日(イベント期間:8月30日~9月30日)
- E1:9月11日(夜)から
- E2:9月11日(夜)から第二ボスに
- E3:9月20日(夜)から第一/第二ボスに
友軍艦隊の強さは、E1とE2は”ほどほど”な印象だったけど、E3のは「あと一手」以上をひっくり返せる強さだった。
後出し友軍艦隊でバランス調整するのが既定路線になったぽいので、イベント海域の攻略は友軍実装前が「ゲージ削り/前夜祭」期間で、実装後が「本番」になった感じ。
総じてイベント海域攻略は、「本気で挑む戦略・戦術シミュレーションゲーム」ではなく、「ライト・カジュアルなキャラゲー/萌ゲーのお祭り」になった印象。
カジュアル~ライト層の多数派プレイヤーに寄せて調整する道理は分かるけれど、ミドル~ヘビーなプレイも楽しめるようにして欲しいところ。
艦娘・装備を集めて艦隊を強化・育成するモチベーションは、季節毎のイベント海域で高みを目指して腕試しができるから、そしてそれが評価されるからこそ生まれるもの!
艦隊司令部情報のどこかに友軍無しで攻略したことを示す「★」一つでも記録されれば、”ぼくたち”はやり甲斐を感じられるのに!!
しかし、愚痴ってもしょうがないので、自分のプレイスタイルを軽い方向に寄せていって上手いこと楽しめるようにしたいです!
新仕様・システムについて
新システムとして「敵重爆撃機による味方基地への空襲」とそれに対する「ロケット局戦での防空」。そして、「緊急泊地修理」も実装。
敵重爆による基地空襲は、結局ロケット局戦を3個所持していればOKというものだったので、特に面白みはなかった。
「緊急泊地修理」は面白そうなんだけど、今回のイベントではあまり出番は無く、結局使わなかった。ただ、「これが重要な海域=超高難易度」ということになるので、洋上補給みたいな選択肢の一つに落ち着きそう。
資源・資材消費
結構な間が空いてしまったのでざっくりだけど、「全甲攻略&新艦娘コンプリート」で「燃料7万+、弾薬7万+、鋼材5万+、ボーキ4万+、バケツ200+」くらいが減っていた。
攻略時期・友軍有無・運によってだいぶ変わると思うので何とも言えないところ!
攻略突破率と最多選択難易度
- 攻略突破率
- E1:90%以上
- E2:90%以上
- E3:90%以上
- 最多選択難易度
- E1:甲が圧倒的
- E2:甲が最多
- E3:甲が最多、乙と丙が伯仲
- 参考:「艦これ」開発/運営 @KanColle_STAFFのツイート
甲でクリアした提督さんが最も多かったとのこと。
海域数が少なく、友軍艦隊も強力で、難易度別の報酬差もわりとあって、イベント期間も長かったということで、甲を選んだ提督さんが多くなったと思われる。
広く多くの提督さんを甲クリアさせる方向でバランス調整している印象です。
まとめ
19夏イベは、際立った新艦娘・新装備・新仕様などもなかったので、概ね小粒な印象でした。
注目していた後出し友軍艦隊によるバランス調整は既定の方針になったと見てよさそうです。そのため、一定以上の艦隊戦力・提督力が整った後の「達成感/面白さ/楽しさ」は、セルフプロデュースする向きが強くなりました。
「戦略・戦術シミュレーションゲーム」として本気で挑むと「コレじゃない」感が出てくるので、ちょうどいい「こだわりプレイ/制限プレイ/縛りプレイ」がないかなと考えています。
ただ、これが意外と難しくて、「全甲攻略&新艦娘コンプリート」を第一目標に据えつつ、”馬鹿らしくならない縛り”というと中々思い浮かびません。
とりあえずは、従来通り月1000円程度の微課金で、一段とゆる~くプレイしてみようかなと思います。
ということで、2019夏イベントお疲れ様でした<(`・ω・´)