2019年1月22日のメンテナンス突入をもって19冬イベ「邀撃!ブイン防衛作戦」が終了、参加した提督の皆さんお疲れさまでした!
全3海域ながら難易度高めの新艦掘りや、”猫”の襲来もあったイベントでしたが、無事に全海域「甲」攻略&新艦娘のコンプリートに成功したということで、感想記事です。
イベント海域について
2018年12月27日~2019年1月22日まで開催された19冬イベは、全3海域(ゲージ6本)で構成。
特徴的だったのは、3つの海域で共通して「水上電探(索敵+5以上の電探)」がルート制御に必要となっていた点。
また、かなり幅広く「特効ダメージ艦」が設定されていて、今回特に日本駆逐艦の活躍も目立っていた。
- E1:通常輸送&通常戦力
- E2:通常戦力&連合戦力
- E3:通常輸送&連合戦力
E1「中部ソロモン海域鼠輸送」
E1はいつもどおりの小手調べマップな感じで、難易度「甲」でも控えめな難しさだった。
海域攻略よりも掘り周回でグルグルしていたイメージが強く残ったが、改修素材目的の海防艦掘りマップとしては、バケツ消費が意外と多くて、ほどほどな美味しさだった印象。
E2「六〇三作戦」
E2は戦力ゲージ2本立てマップだったが、ゲージ攻略よりもルート追加・開放ギミックの解除に手こずらされて面倒くさかったのが一番印象に残っている。
ただ、第二ゲージ攻略における「追加ルートギミック、長門タッチ/ネルソンタッチ/特効比叡&霧島」の解除/起用などで戦力・戦術に割りと幅が合った点は面白かった。
掘り新艦の「早波」が第二ゲージボスでの連合掘りだったので、周回難易度は「甲」でもあまり高くなかったものの、甲S勝利でもドロップ率が低めで掘りでの資源消費が痛かった。
E3「南海第四守備隊輸送作戦」
最終海域のE3攻略は、年が明けてから友軍先遣隊の援護を受けながら攻略。「甲」では事実上必須といえる追加ルートギミックの解除が手間だった。
本番となる第二ゲージ攻略では、道中対潜マス「潜水新棲姫flagship」対策に悩まされたが、イベント最終海域の「甲」としては全体的に難易度が抑えられいるようだった。
しかし、真の戦いは、ゲージ破壊後に目玉掘り新艦「Johnston(ジョンストン)」をゲットするための掘り周回だった。
ルート制御のための水上電探縛りによって「艦隊司令部施設」による護衛退避が運用しづらく、ボスS勝利に重点をおくと道中撤退が増えてしまうというジレンマもあって、A勝利を量産するジリジリとした掘りだった。
今回のイベントマップでは「水上電探、ギミック、掘り」の印象が強かったです。
新艦娘&新装備について
19冬イベでは4隻の新艦娘「峯雲、早波、日進、ジョンストン」が実装(海域突破報酬と掘り艦で各2隻)。
装備で目新しいものとしては本実装された「陸上偵察機」、開幕雷撃が地味に強くなる「甲標的 丙型」、ジョンストン改が持参する「SGレーダー(初期型)」などがあった。
日進とジョンストン
E3突破報酬の「日進」は、(Lv60の「日進甲」で)高性能の4スロ水上機母艦となり、通常海域での新戦力になってくれそうだった。
- 「日進甲」(改装Lv60)
- 装備スロット「4」
- 夜戦火力168(火力60、雷装88)
- 中口径主砲装備でのセルフ弾着連撃
- 甲標的での開幕雷撃
- 速力高速
- 飛行艇、大型探照灯、バルジ、ソナー装備可
- 「14cm連装砲」系などでスタータス補正有り
- 参考:日進甲 – 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*
日進は3-5や6-3でのメイン戦力になってくれそうです。水母でルート制御可能な南西諸島海域でも地味に強かったり!
E3掘り新艦の「ジョンストン」は、独自の対空カットイン能力&無条件での先制対潜能力を持っているので、対空&対潜での活躍が期待できそうです。
陸上偵察機について
ランカー報酬として先行配布されていた「二式陸上偵察機」に加えて、E2甲報酬で上位の「二式陸上偵察機(熟練)」も実装。
基地航空隊での運用時には、戦闘行動半径の延長や、制空&火力ボーナスが付く模様。
- 陸上偵察機の主な効果
- 戦闘行動半径の延長:+1~2(元の行動半径に依る)
- 制空値ボーナス:[出撃時:1.15倍、防空時:1.18倍]
- 攻撃力ボーナス:[(対水上艦に)1.125倍](触接と重複)
- 偵察機なので「触接」も可能
- 参考:二式陸上偵察機 – 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*
イベマップの基地航空隊ではギリギリの制空値調整などが必要になることも多いので今後のイベでも活用できそうです。
新仕様について
19冬イベでは、新しい戦闘ポイントとして夜戦で一方的に攻撃を受ける「レーダー射撃マス」が実装。
自艦隊の陣形を選択できず、反撃不可の開幕夜戦で攻撃を受けるという、空襲戦マスの夜戦マスバージョンのような感じだった。
イベントでは基本的に電探装備によるルート制御で、そもそも「レーダー射撃マス」を踏まないように回避していたので、E2/E3でもほとんど”空気”な感じだった。
このままだとさすがに面白みがないので、今後のイベントでは発展版や仕様変更された「レーダー射撃マス」が実装されたりするのかな?
味方がレーダーを装備していたら反撃できたり、或いは敵に対して味方が一方的に攻撃できるとか、新たな展開にちょっぴり期待してます。
資材消費について
年末年始に記事を書きながらのまったり攻略だったので色々と誤差はあるのだけども、「海域攻略前→攻略後」の資材量は以下のようになった。
全3海域の攻略で[燃料55,000、弾薬37,000、鋼材20,000、ボーキサイト25,000、バケツ200]くらいが減っていた。
そして、全海域クリア後の「E3ジョンストン」&「E2早波」掘り周回で、以下のように資材を消費した。
連合艦隊編成でのE2/E3ボスマス掘り周回で[燃料60,000、弾薬52,000、鋼材41,000、ボーキサイト21,000、バケツ300]くらいを使った。
全3海域でしたがギミック解除での消費も結構大きくて海域攻略でも結構な資材・資源消費となりました。
掘り周回に関しては「時の運」次第でしょうが、そう悪くない(平均よりちょい良いくらいな)結果でも、資材消費は海域攻略以上になりました(;´∀`)
攻略突破率
各作戦海域の出撃に対する攻略突破率(該当海域に一度でも出撃した提督の突破率)は、イベント期間の延長などもあって結構高くなったとのこと。
- E1:約90%
- E2:約90%
- E3:約95%
ざっくり計算だと、イベントに参加(E1に一度でも出撃)した提督の内、全海域をクリアした提督は「約77%」くらいになった模様。
各海域の選択難易度は以下のように、
- E1:甲>乙>丙>丁
- E2:甲>乙>丙>丁(?)
- E3:丙>甲>乙>丁
E1とE2は圧倒的に「甲」を選択した提督さんが多かったのだそう。
駆け込みで最終海域を攻略した提督さんも結構いたとのことで、イベ期間延長が功を奏してくれたのかも!?
艦これサーバへの飽和接続攻撃
今回のイベントではDDoS攻撃など、艦これサーバへの攻撃が一段と激しく執拗だったとのこと。
ちょうど「ジョンストン」や「早波」の掘り周回中に攻撃がピークとなっていたようだけど、出撃中の通信エラーには遭遇しなかったのが救い。
攻撃が執拗すぎるので、流石に頭にきました。本波状的飽和接続攻撃は海外からと思われるので、限界はありますが関係当局に届けると共に、本件以外でも執拗すぎる業務妨害行為に関しては、必要な処置をとってまいります。提督の皆さん、申しわけありません。可能な限り防衛に努めてまいります。#艦これ
— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) January 14, 2019
「艦これ」稼働妨害を意図すると思われる敵の断続的な飽和接続攻撃が、先週より広範囲な「艦これ」サーバ群に対して行われています。現在「艦これ」運営鎮守府では、新たな迎撃含む防衛行動に努めると共に、本件含む業務妨害等に関して、警視庁の担当部署含む関係各署との連携を始めています。#艦これ
— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) January 19, 2019
公式ツイッターの「頭にきました」ツイートは、Yahooのトップでも報じられていましたね。運営さんの健闘に感謝!
まとめ
今回のイベントもやっぱりいつも通り面白くて楽しかったです!ただ、やっぱり気になったのは、やたらと手間が掛かる「ギミック」関連。
海域数が少ないので、特に「甲・乙」では戦略的な要素(資材消費・投入艦娘・プレイ時間)を増すための意図もあったと思いますが、E2・E3のギミック共に作業感が強くて、本番の第二ゲージ攻略前の盛り上がりに水を差しているような気がしました。
マップのデザインとしては、面倒臭くて面白みの薄いギミックを増やすよりは、いっそトリプルゲージにしたり、ボスルートからはずれた強力な小ボス・中ボス的なポイントを設置してくれてた方が、個人的には面白くなったんじゃないかなと思いました。
難易度「甲」だと新艦の掘り周回もなかなかエグかったですが、その点は選択難易度などとも絡むイベントを攻略する上での”戦略要素”なので、どんな掘りにも耐えられる用に備えておくしかありませんな(一番キツイのは”プレイ時間”だったりもします)!
ともあれ、今回も目標としていた全海域の甲攻略&新艦娘のコンプリートに何とか成功したので嬉しい限りです。
年末年始に掛けて開催され、新春任務もあったので小規模ながら忙しいイベントとなりましたが、参加した提督の皆様お疲れさまでした<(`・ω・´)
次のイベントも楽しみです!