2020年10月に投稿した記事のご案内です。
読書感想
犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題
本格ミステリ小説「法月綸太郎シリーズ」の短編集。黄道十二星座とギリシャ神話をモチーフとした「星座シリーズ」の後編。
6つの短編が収められているのですが、各作品ごとに趣が違っていて”王道”から”変わり種”まで、バラエティに富んでいて短編の法月綸太郎シリーズとしては一番のお気に入りになりました。
怖い絵 泣く女篇
中世~近代の「怖い」西洋絵画を扱った中野京子の解説書「怖い絵」シリーズの2作目。
知識に基づいた冷静な分析と、それを踏まえた上での情緒的な考察がなされていて、「歴史のお勉強+多様なホラー」を楽しめる本でした。
怖いけど面白い!怖いけど惹きつけられる!
怖い絵 死と乙女篇
中世~近代の「怖い」西洋絵画を扱った中野京子の解説書「怖い絵」シリーズの3作目。
コンセプトはそのままに、「怖い絵」シリーズの安定した面白さ・楽しさを味わえました。怖くて面白い!
もえない
森博嗣の青春×ミステリー×サスペンスな長編小説『もえない』。
舞台は概ね”現代”。主人公の高校生が、亡くなったクラスメートが遺した謎を追う、というお話。
ジャンル的には、主成分が広義の「ミステリー」、他に「青春」「サスペンス」「推理」「幻想」も含まれているような感じでした。
Amazonのレビューで見かけたんですが、「Gシリーズのふわふわした感じ」に似ているというのが、個人的にもしっくりきました。作品全体の雰囲気をゆるめに味わう・楽しむってのが上手い読み方かも?
占星術殺人事件 改訂完全版
島田荘司のデビュー作である長編本格推理小説『占星術殺人事件 改訂完全版』。「御手洗シリーズ」の1作目。
「癖は強いが面白い!」が端的な感想でした。序盤~中盤に掛けてちょっと読み辛い(内容的に)ところはありましたが、本格推理小説としてはすごく面白かったです。
解決編(謎が明かされる部分)に突入する前に、著者から読者へ向けての挑戦状が二度に渡って突き付けられるという、ニクい演出もあって読んでて楽しかった(≧∇≦)/
備忘録
『Google 日本語入力』のユーザー辞書・学習機能・基本設定などをまとめて移行する方法についての備忘録。
Windowsをクリーンインストールする場合にも、サジェストデータ以外は大体まるっと移行できるようでした。
機会の少ない設定・方法関連は、脳内の長期ストレージに保存されず、しばらく経つとメインメモリから大部分が消去されてしまうので、備忘録が大事!
レビュー
ティーバッグに入っていない大袋入りの「ペパーミントティー」のお取り寄せレビュー記事。これは当たりでした。
ポンパドールやトワイニングのティーバッグ1つに入っている茶葉の量(2g~2.25g)で考えると、大体90~100回分くらいに相当する200g入りの大容量品。
濃い目に淹れれば「リフレッシュ(気分転換・癒やし・ストレス対策)」に、中くらいの濃さなら「いつものお茶(食事・喉が乾いた時)」にもなってくれるので重宝しています。